はてなキーワード: グラフィグとは
http://anond.hatelabo.jp/20120303033517
本人だという証拠はないけどなんとなく。マジレス恥ずかしいというツッコミは歓迎。
悪いが私は中級にも及ばない初級者(初心者をようやく卒業できる程度の腕前)であり、だからこそささいなことが気になるのである。
そして箱ドットを「それなり」に見せるためのものこそテンプレであり、そのそれなりが気になる人間に10のTIPSを作れと言われたらもうTIPSではすまない修行が始まる。
超・上級者ならさらに最低限度の労力で魅力を上げる魔法か何かを持っているかもしれないがそれこそそんなこたー中級者にすら求めることではねーのである。
というかそもそも箱ドットの魅力はそんなところにはないと思っている。個人的にTIPSはほしいが。
テンプレの箱ドットで満足ができない人間は、テンプレから一歩踏み出して自作を始める。それでいい。
テンプレの箱ドットで満足できる人間は、テンプレを使って箱ドットを続けるんだろうし、それもいい。この二つはメインとする方向性に違いがあると個人的には思っている。
箱ドットがうけた理由の大きいところは、手軽さと共有性にあると思う。小さなテンプレから同じ企画の、でもちょっぴりオリジナリティの備わった「同じだけど自分だけの」アイコンなりが作れるわけだ。しかもシンプルゆえにそれなりのクオリティもついてくる。
それが楽しい。先も言った話だがその楽しさは自分にもわかるし、否定どころか賛成するところだったりする。
同じものだから皆で盛り上がれる。でも自分だけのものだから、しかも自分で作ったものだから愛着がある。そして比較的手軽。そこでクオリティを上げるために自分で試行錯誤するのはなお素晴らしい。が、あーだーこーだとお前のその箱ドットのクオリティが低いからこうしたらクオリティが上がるだの横から口を出すやつがいたとしたら、そんなものは例え親切心だろうが非常に余計なお世話だ。なっとらん。
私はそんなアホなことをしている奴がいたらそれこそ陰口を叩く自信がある。根性が曲がっているので。
だから、メインとは関係がないとは言わないが比較的少ない部分をいちいち気にしてしまう自分への自省でもあり、同時にそんな心の狭さを肯定はしていらないのでただそう心の中でこっそり思う人がいることは認めてほしいなあという独り言であり、それ以上でも以下でもない………わけではなく反応しているので多分こいつ心狭いなあがメインである。
そしてそれは別に上級者が箱ドットに手を出さない理由とかそんなバカみたいなことを言っているわけでもないこともわかってほしい。あのシンプルな造形をいかにドットで打ち上げるか試行錯誤するのもそれはそれで純粋に楽しい。
それにテンプレを使わなくともデザインの元になったグラフィグというテンプレートは存在するわけで、上手な人だって箱ドットのよさ(であると自分が思っている)同じだけど自分だけ、という楽しさに加われるのである。メインがあるからサブの楽しみを味わってはいけないなんてことはない。メインもサブも楽しめばいい。
そして自分から(←ここが試験に出る)もっとかっこよく魅せたいと励む初心者への上級者からのアドバイスや、あくまで独り言あるいはそういった人達に向けたものであることがわかるTIPSはとてもいいものだ、と言っておく。
こういったことは書いておいても誤解されるが、書いていないともっと誤解されるので。まあ増田な時点で誤解されないはずはないからそこは仕方ない。
そしてひょっとして元記事の人はTIPSが知りたいんだろうかと気になったので蛇足にしかならない話になると、多分箱ドットで違和感を覚える最大の原因は視点の不一致が理由ではないかと愚考。
もちろんドットと言う制限された技法(でいいんだろうか)なので実際と同じようにリアルに表現することは不可能だし、むしろデフォルメするべきだがそこが一致していないから首を捻ると言うか何と言うか。
目の位置と同じ高さに、まっすぐに見た時の目線と平行にある「面」は線に見えるが、目の位置より下にある目線と平行な面は面が映る。目線より下に面があればあるほど、見える面の「広さ」は増える。他に視界の手前にあるものの方が大きく、視界の置くにあるものは小さく映る、とかいう基本的なあれこれがある。箱ドットの場合は形状が角ばっているので、通常のドットだとそこまで気にならないその手の面や辺の表現が(個人的に)気になりやすい。
奥行きや面の広がりをドットで正しく表現するのはかなり難しいので、箱ドットの場合は見える広さを誇張するか、逆に全て同じ高さからの視点というか、見える面の広さを逆に全て同じに揃えるのもアリだと思う。どちらもメリットデメリットがあり、それぞれの良さがある。
ただ、デフォルメの方法というか、視点の取り方が一つの箱ドットの中で一致していない作品をいくらか見受ける。そこが気になる人間には気になるのではないかというのが今の所の予測。
細かい事を気にしたいなら、箱ドットを打つ時にどちらの視点を取ってもいいから全体の奥行きを一つの視点で統一してみるといいかもしれない。