はてなキーワード: #GiveElsaAGirlfriendとは
(1)〜(4)が筋違いな批判だというのはそのとおりだと思うし、「結局公式凸がムカつくだけなんでしょ?」という指摘も大きく外れてはいない(そういう人も多かろう)とは思う。
この手の話をするときに2つの視点を明確に分けないといけないと思います。
この2つが混在すると、とってもたちが悪い。(今回は混在しやすいトピックだとも思いますけど)
何がどうなったら#GiveElsaAGirlfriendがただのカプ論争だと思えるのか分からない。とりあえずこのハッシュタグの内容を見てくればいい。
ほとんどが「LGBTQの子供たちのためにそうしてあげてくれ」って言ってるから。公式にReply付きで言ってる人もいる。
そもそも#GiveElsaAGirlfriendを最初に使った人がこう言ってる。
"I hope Disney makes Elsa a lesbian princess imagine how iconic that would be" - 「エルサがレズビアンのヒロインだったら、とっても象徴的な存在になるのに」
つまりこれは初めから政治的な、「その方が社会にとってより良いから作品をこうして欲しい」という話なの。
こうなるともうただ個人の願望を言っただけですよという問題ではないし、そんな問題に表現者を勝手に巻き込んでどうこうするべきじゃない。
PCに抵触しているという指摘ならまだしも、今回はそれ以前の「こっちの方がより反差別的になりますよ」というシツコイ勧誘電話にすぎないのだから。
この前もセールス・PC的都合で、原作ではアジア人だったキャラクターが白人に変えられたという話があったけど、
「集団や社会の要請によって表現の内容が決定されうる」ということに(特に欧米の人は)もっと危機感を持つべきじゃないかと思う。