1:口
どこまで昔を人類と言っていいのか分からんが、10万年以上昔はみんな適当に口で歌っていた。
知能が高い動物も歌うらしい。
2:楽器
人類は道具を発明するようになったが、原始的な打楽器や笛はいつ誕生したかよく分からん。
楽器そのものが貴重品になったり、上手に演奏できる人の価値が生まれたりもした。
3:文字
紀元前5000年くらい昔に文字が誕生して正確な歌詞を共有できるようになった。
4;楽譜
原始的な楽譜は紀元前2000年くらいに生まれて、14世紀ごろに本格的な楽譜が生まれた。
それで歌のメロディや楽器の演奏の仕方を共有できるようになった。
5:金
歌手と楽器の演奏家が金銭の報酬を得るようになり、音楽がビジネスになった。
一流の歌手が都会のステージで歌うのを田舎から金を払って聞きに行くような文化が生まれた。
一流歌手はますます有名になり人はステージを聴くためにはるばる遠くから集まるようになった。
宿とかグッズとかの商売が発達した。
7:蓄音機
人は音楽を持ち運べるようになり、生のステージの価値が下がり、田舎の下手な歌手や演奏家の価値も下がり、音楽の世界をマジで変えた。
ビジネスはレコードを売ることのほうに力を入れるようになり、磁気テープやCDと発達していく。
8:放送
ビジネスの規模がさらに大きくなり、一流歌手はめちゃくちゃ稼ぐようになり、下手な歌手もそれなりに稼げるようになった。
9:インターネット
音楽は誰でも好きな曲をいつでもどこでも無料で聴けるのが当たり前になり、歌手は逆にステージに戻るようになった。