2024-10-19

タイムパラドックス解決する方法を教えて!

タイムパラドックスやな! これ、結構頭がこんがらがる話やけど、いくつか解決方法が考えられてるんよ。

1. 自己整合性原理

有名な物理学者のノヴィコフが提案した「自己整合性原理」や。

過去に戻っても、歴史を変えることはできひんねん。例えば、タイムマシン過去に戻っても、自分存在を消してしまうような行動は絶対に取れへんねん。

結局、何やっても、歴史はもう決まってて、矛盾は起こらんように収まるってことや。

2. 多世界解釈

量子力学の「多世界解釈」っていう考え方もあるで。

過去に戻って何かを変えたら、元の世界とは別の分岐した新しい世界ができるんや。

それで、パラドックスは発生せえへん。例えば、自分が戻ったことで親を救えたとしても、それは元の世界やなくて、新しい世界での話ってことや。

3. 時空の防御機構

時間めっちゃ強い防御機構を持ってるって説もあるんよ。

過去を変えようとすると、何かしらの出来事自然に起こって、元に戻る仕組みがある。

例えば、何か重要物事を変えようとすると、急に事故に遭うとかで、その変化が起きへんようにするんや。

4. 時空は変更可能

あるいは、時間は柔軟に変えられるって考え方もあるんや。

この場合過去に戻って変えたことがそのまま未来に影響を与える。つまりタイムパラドックス自体無効になるんや。

ただ、この場合は新しい時間軸が形成されるから、元の歴史とは異なる未来ができるっちゅうことやな。

どれも結構難しい話やけど、要は「矛盾うまいこと避けられるようになってる」ってことやね。

時間はまだまだ謎が多いもんやから、こういう議論がずっと続くんやろな。


(2と4は同じ論理じゃないの?)


ええ質問やな!

「時空は変更可能」って理論と、「多世界解釈」は似たように見えるけど、実際はちょっと違うんや。

ここでそれぞれの違いを説明するで。

1. 多世界解釈の特徴

• 根っこは量子力学の考え方や。多世界解釈は「シュレディンガーの猫」の話でも有名やけど、量子レベルで無数の可能性が同時に存在しているって考え方が元になってるんや。

• ある出来事が発生したときに、その結果によって新しい世界(別の可能性を選んだ結果)が常に分岐していくというもんや。

• 例えば、あんたが過去に戻って何かを変えた場合、その瞬間に元の世界とは分岐した新しい世界生まれる。でも、元の世界もそのまま残ってるから、「並行する複数世界」が同時に存在しているんや。それぞれの世界独立していて、互いに干渉せえへん。

2. 時空は変更可能の特徴

• これに対して、「時空は変更可能」っていう理論では、過去を変えたらその影響が直接未来に反映されるんや。新しい未来形成されるけど、元の世界は上書きされる可能性があるんや。つまり、元の世界が「なくなる」か、「完全に置き換わる」っちゅう話や。

• この理論の下では、一つの時間しか存在せえへん。過去を変えると、そのまま新しい未来が展開されるけど、分岐したり、別々の世界が同時に存在するわけやないんや。

それぞれの違いをまとめると:

多世界解釈過去を変えることで新しい並行世界が生まれるけど、元の世界もそのまま存在してる。つまり、どんどん世界が分かれていく感じや。

• 時空は変更可能過去を変えると、元の未来は上書きされるかもしれん。つまり、一つの世界が変わっていくんや。新しい世界が作られるっちゅうよりも、世界が変わっていくって感じやな。

例え話で違いを見てみると…

多世界解釈場合

あんたがタイムマシン過去に戻って、昔のお父さんが選挙立候補するのを手助けして当選させたとするな。その瞬間、元のお父さんが選挙に出なかった世界と、新しく当選した世界の二つの世界が同時に存在するんや。元の世界はそのまま続いてるけど、新しい世界も新たに走り出すんや。あんたはどちらの世界いるかは、そのときタイムマシンの設定次第やけど、どっちもちゃん存在してるで。

【時空は変更可能場合

同じくタイムマシン過去に戻ってお父さんを当選させたら、その瞬間に元の世界はなくなって、新しい世界形成されるんや。あんたが過去に戻る前の未来はもうなくなってしまって、完全に新しい未来に上書きされるんや。つまりあんたはもう「選挙に出ないお父さんがいる未来」には戻られへん。

この違いが「多世界解釈」と「時空は変更可能」の大きな違いや!

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