2024-10-16

採寸とか試着とかのアレ

元ランジェリー関係販売員。なお某社ではなく量販

20年前でもジェンダー関係なく対応するのは当然やってた

老若男女、女児ファーストブラからおじいちゃんサルマタまで採寸が必要であればウエストや胸囲を測る

相手の体を体メジャーで採寸するからそれなりに距離も近くなる

あと男性女性ヌードサイズの採寸をするのはタブーだったから、採寸は基本女性従業員がやることになってた

当時の世の中はそれが当たり前だったし、量販だとおばさまのパートさんとかもいるからとくに何事もなかった

どこの店舗にいってもほとんどがごくごく良心的な普通お客様だったけど一度だけ怖い思いをしたことがある


おそらく当時では少数派だった異性装トランス寄りの、外見は男性お客様

ブラジャーが欲しいから採寸してくれと言われて、外だと恥ずかしいからと男女兼用普通の試着室に誘導された(当時は女性専用試着室とかなかったし)

まあそうだよなと思って一緒に試着室に入って肌着状態で採寸したけど、かなり大柄なふくよか体型で密着しないとメジャーを持つ手が後ろまで回らない


抱きつかれた、思いっき

相手お客様だし密室だし当時は防犯カメラもそんなにたくさん配置されてなかったし、怖かったけど冷静を装って採寸に徹するしかなかった

怖くて声なんて出せないし嫌ともやめてとも言えないし、相手が内心どう思ってるかわからないけど態度は明らかに喜んでるし

せいいっぱい我慢してサイズを伝えてじゃあ失礼しますって離れたけど、その日は眠れなかった


うそ仕事退職したしこの先他人の採寸をすることはないけれど、世の中善意の人だけではなく下心を持った人もいるんだなっていうのはずっと頭にある

差別ダメとか区別もしない方がいいとか多様性時代とか知識としては理解してるけど、心のどこかでいまも怖いなと思っている

別の記事で「男女平等観点から男女兼用どなたさまも可にしたら女性側が避けるから

実質なにも起こらなくて男性認識として〝兼用にしても安全〟なことにされる」っていうのを見た

結局は危ないと思ったら自分が避けるしかないんだ、でも避けられない状況で泣き寝入りするのはこっち

多様性って難しい

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