2024-09-06

総裁は進次郎で決まった

本日出馬会見で、進次郎は記者から知的レベルの低さで恥をかくのではないか」という質問を受けた。

それに対して、進次郎は「私に足りないところがあるのは事実完璧ではないのも事実です。しかい、その足りないところを補ってくれるチーム、最高のチームを作ります。」「このようなご指摘を受けたことを肝に銘じて、これから“アイツ、マシになったな”と思っていただけるようにしたいと思います」と答えた。

完璧な回答だった。本人と陣営に「進次郎構文」と揶揄される弱点に自覚があり、こうした質問が来ることを想定して回答を入念に準備してきたのだろう。この短い質問回答で進次郎は多くの能力アピールできた。謙虚さ、胆力、冷静さ、人を巻き込む力、誤りを認め軌道修正できる柔軟さ、世論に好まれコミュニケーションができる能力都知事選石丸蓮舫が、総裁選河野が見せた言動で支持を失ったのが記憶に新しい中で、進次郎の言動は一層輝いて見えた。

なお、私個人としては、会見で印象の良い回答ができるかどうかは政治家に求める能力として非常に優先度が低い。しか世論はそうではない。一気に進次郎への支持が加速するだろう。

個人的には、進次郎を支持していない。

最大の理由は、「残業時間規制を柔軟化」という主張だ。「労働者の働き過ぎを防ぎ、健康を守ることは当然」と述べた。ならば残業規制絶対に守るべきものであるのに「残業時間規制を柔軟化」を主張したこと理解不能である

次に問題なのが、裏金議員に甘い。「選挙で信任を得るまで要職に起用しない」、公認するかどうかは「地方組織地元有権者意見などを踏まえて、新執行部において厳正に判断」と述べた。つまり選挙当選すれば要職に起用するし、地元okなら公認もする。甘すぎる。

しかし、だからこそ裏金議員たちが投票する総裁選の決選投票では進次郎に票が集まるだろう。この点で進次郎が石破より有利だ。

残念ながら進次郎が当選するだろう。

仮に落ちるとしたら、今後の会見や討論会でよほど意味不明な進次郎構文発言が飛び出すようなケースしかありそうにない。

だが、進次郎と陣営はそんな失言をしないよう対策する程度の能力はありそうだというのが今日の会見でわかった。

  • コミュニティノート:この文章の内容にはいくつかの誤りが含まれています。 1. **総裁選挙の結果に関する情報**:現時点で進次郎氏が自民党総裁に選ばれたという公式発表はありませ...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん