アメリカ人は建前ばかり言う。無論全員ではない。しかしアッパー層のほとんどがそうだ。ここでは中間層以下の話は取り除こう。
アメリカ人は初対面で笑う。あなたの敵ではないですよと笑う。とってもフレンドリー。しかしそうやって笑っている裏で冷静に観察している。
アメリカ人はいつもポジティブのように見える。だがそれは違う。公の場ではポジティブで公平でいなければならないのである。
公の場にもかかわらずネガティブな奴は異常者扱いだ。
(おいおい、お前にも事情があるかもしれないけど、俺たちだって事情がある中でなんとかやりくりしてるんだぜ? はーーーーーだる……)
Hey! What's up?😄
こういうことになる。そして見切られる。
アメリカは多人種国家だ。多人種だけでなくさまざまな思想の人がさまざまなバックグラウンドを持って住んでいる。
裏で誰が何をどう考えていて、どういうつながりがあるかわからない。実は敵かもしれない。
だからそういうところで暮らす人はとりあえず当たり障りのないこと・全員にとって正義であることしか言えないのだ。でなければ血で血を洗う戦争になる。
神や英雄ならこう言うよねというのが根底にある。普段は裏で悪口を言う。「あいつネガティブすぎてダメだな」とか。
親しくなってきてコイツには言っても構わないなとなって始めて悪口を言われる。「おまえの英語はダメすぎる」と。
アメリカ人の天敵は初対面で全く笑わないやつだ。しかも笑わないのにネガティブではない人間。「笑えない」のではなくわかった上で「笑わない」人間だ。
彼らの顔には「コイツは被植民地人ではない!」「アメリカ文化に従ってこない!」という表情が出る。これはかなりおもしろい。
下手に彼らに迎合してニコニコしていると被植民地人の扱いを受ける。アメリカ文化を中途半端に理解しているアメリカ人になりたい二等市民のような扱いだ。
一度そうなると彼らは凄まじく冷酷になる。まるで日頃の恨みを晴らすかのように。だが言葉はジェントルマンだ。Hey! What's up?😄👎
ここからの挽回は難しい。序列がついてしまっているので取り返しがつきにくいわけだ。
これがマイルドになったバージョンが東京だ。東京もまた建前に満ち溢れている。京都より京都らしい。
無論これが問題であるというつもりはない。そういう文化なのだ。そして日本はそういう文化に中途半端に染まっている。中途半端、これが最悪に良くない。
早い段階で簡単に心を許してはならない。国際社会は魑魅魍魎の巣窟なのである。食われるぞ。食われるぞ。
あまり詳しくないがトランプが謎に人気があるのも、そういうアッパー層の集団浅慮と下層の心理を捉えているからというのがあるかもしれない。
言いにくいことを言っちゃったしやろうとしている。実際ゲスなところもいっぱいあるんだろうが、まあ「ウソつきの民主党」より全然いいだろう。
ヤツは強欲だが、ただ強欲なだけで、正直者だ。金と名声さえ与えておけば、やってくれるだろう、みたいな。そんな感じが今のアメリカだと思う。
❌ 「コイツは被植民地人ではない!」「アメリカ文化に従ってこない!」という表情 ⭕️ (なんだこいつキッショ)