自分自身はまあまあの学歴だけど、家族や知り合いに高学歴の奴が結構いる。
そういう奴らとプライベートな付き合いをしていて、気付いたことがある。
日本の高学歴が役に立たないのには、性別年齢を問わず明確なパターンがある。
それは一言で言えば、
ということだ。
自分が知ってることや専門知識に関することには無駄に慎重になる。そりゃあ、よく知ってるからこそ細かいことが気になって断言しづらいというのはわからなくはない。
でもその場に自分以上の専門家がいない場合、率先して「自分ならこう考える」くらいの意見は出してこそその学歴には意味があるんじゃないか。
というより、そういうところでしか役に立たないのが本来の学歴だろう。
あそこまで過剰に出し惜しみされると、慎重を通り越してただ間違いの指摘を恐れる学生気分が抜けてないだけにすら見える。
さらに、そういう無駄な慎重さはあるわりに、自分の知らない非専門分野では変に自分の意見に自信をもって素人見解をアピールしてきたりするのでは、もう本当になんのエクスキューズにもならない。
でもこういう場面では、彼らはどうも自分の「なんにでも応用の効く理解力」みたいなものを逆に見せつけてこようとするんだよな。
素人意見は結局素人意見なのに、素人意見のなかでは自分の意見には価値があるはずだという謎の思い込みが強い。
彼らはその学歴を通して「学んだこと」自体には価値を置かない割に、「その関門をクリアした能力」には無駄に大きな自信を持ってしまってるんだ。
よく言う「難関大学入試をクリアしたことだけが評価されて、大学で何を学んだかは問われない」という日本の教育制度の問題が、こんな風に現れてしまってるんだ。
大学で学んだ結果得られるのが、専門教育を受けた人間の責任意識ではなく、こんなクイズ王くらいの無駄な自尊心でしかないのだったら、そりゃいくら教育レベルを誇っても、それが世の中のためになるわけはないよな。
高学歴でかつ問題行動起こす人って たまにネタにされるけど いわゆる発達障害なのでは? 本来なら底辺労働者の群れの中にいるようなメンタリティなのに勉強だけはできたせいで、...
そんなん昔っから床屋と井戸端にようけおったで😁