2024-02-20

大阪万博賛成派一般人の考え

大阪万博に対する賛成の立場公言する私は、近頃X上で高まっている論争の中で、中止に伴う料金が4月以降に大幅に上昇するという事態に直面しても、賛成の声が聞かれるべきであると強く感じている。ここで私が大阪万博を支持する根拠を明確に述べたい。

第一に、万博を中止しても、その資源有効に他の目的に振り分けられるとは到底思えない。反対派からは、能登地震復興資金として利用すべきだという声がしばしば挙がる。しかし、実際には、万博の中止がそのような形での資源有効活用保証するものではない。2億円をトイレに費やしたり、現実的ではない空飛ぶ車の採用を進めるような組織が、資源を適切に配分するとは考えにくい。そのため、不透明な使途よりは、万博という比較的透明性のあるプロジェクト資源活用する方が、遥かに望ましいと私は考える。

第二に、万博を強行しても100%の失敗とは言い切れないものの、様々な問題が明らかになり、それが責任追及へとつながる流れは、東京オリンピックの時に見られたシナリオ類似している。私は、東京オリンピック成功したと見なしている。コロナという前例のない事態が発生したにもかかわらず、昭和時代に対する懐古的な視点を打破する手段として、それは有効だった。賄賂癒着などの問題が表面化し、日本社会悪弊を浮き彫りにする絶好の機会となった。大阪万博もまた、失敗する可能性は高いが、この国際的プロジェクトを通じて責任問題が大物政治家や実力者に及ぶことを期待し、そのプロセスを目撃したいと考えている。なお、仮に成功したなら私は喜んで行くだろう。

反対派の皆様には、この観点からもう一度考え直していただきたい。大阪万博は、単にイベントの成否を超えた、社会的政治的意義を持つプロジェクトである。その全体像理解し、賛否双方の意見を深く考察することが重要である

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