2024-02-01

海外Apple Vision Proのレビューが続々と投稿されている。

概ね「AR/VRヘッドセットとしては史上最高のクオリティ」だけど「それでも明確に限界はある」という感じか。

下手に現実に近いからこそ「現実と比べるとこんなに駄目なところがある」という見方になっている。

Vision ProはMaciPad代替であって、スマホ代替ではないし、VRゲーム機でもない。

コンセプトどおりの利用方法、すなわち在宅でコンセントに繋いだまま、

Macの外部ディスプレイとして使いつつ、その左右の空間にいくつもiOSアプリを浮かべる、

という使い方をするかぎりは、なかなか上手くいきそう。

ただMacの外部ディスプレイとしては一画面しか出せないのが残念。

ソフトウェアキーボードが一本指打法しか使えないのは事前情報どおりだが、

視線キー選択してクリックする」入力ができるというのは新しい材料

でもまあ物理キーボード接続することになるだろう。

思った以上に駄目そうなのがEyeSightソフトウェア的な改善で何とかなるだろうか。

そもそも一人暮らしならEyeSight無用の長物なのだが、とはいえ外したところで大して価格は下がらんだろうしな。

重さの問題は、素材の変更が手っ取り早いが、どうするかなあ。

昔はポリカーボネートデザインだったわけだしそれに回帰すればいいじゃんとは思うが。

価格が最大の問題だが、まあそもそもiMacが最低価格20万円なんだから

それを小型化してセンサーもマシマシにしたものが30万円以下になるわけないんだよな。

Apple Vision Proの体験を維持するなら「高密度マイクロOLEDパネル」と「大量の各種センサー」に「それを処理するプロセッサ」は必須で、

それらが価格の大半を占めているんだろうから、どうやっても安くはならなさそう。

まあVision ProはあくまPCなんだからiPhoneみたいな「一人一台」なんて普及は目指してなくて、

最大でも年間数百万台くらい売れればOKという感じなんだろうかな。

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