2024-01-20

底辺二次創作字書きの吐き出し

私は、ドマイナー限界集落ジャンル二次創作小説を書いている。ジャンル自体がドマイナーなため、当然推しカプの知名度も低く、現在推しカプで活動している人の数はおそらく片手以下。ROMもほぼいない。

私は二次創作が下手だ。文章構成も、とにかく作品構成するなにもかもが下手。自分作品に対しては、稚拙で見るに堪えない、という評価しか下せない。自分で見てこの評価なのだから他者から見たらもっと酷いのだろう。

だが、そんな私を気にかけてくださる方もいる。同カプの絵師・Aさんだ。

Aさんは商業でも活動されている絵馬で、フォロワーも多く、支部メジャージャンルを描けば4桁後半のブクマをじゃこじゃこ取っている。

Aさんはいつも私の作品を褒めてくれる。これは私の二次小説が優れているからではない。いわゆる、「これしかない需要」というやつだ。それくらい、馬鹿の私でもわかる。

Aさんは以前私に「あなた二次小説を、もっとたくさんの人に読んでもらいたい」と言っていた。

その言葉通り、Aさんは拙作をリプライで、引用RPで、空リプで、他者に見える場で熱烈に褒めちぎる。その度に、私は苦しく、惨めで恥ずかしくなる。だって、Aさんがいくら私を持ち上げようと、私の実力が5しかないのだから、5は100にはならないのだ。そして、Aさんのフォロワーも5を100として受け取らない。Aさんがいくら私を分不相応に持ち上げて、布教するかのように晒し上げたところで、拙作への評価が増えたことは一度もない。

Aさんの褒め言葉は、タイムライン上で、彼女の5桁近いフォロワーの目の中で、上滑りしていく

私は他者評価を求めて二次創作をしているわけではないので、評価されないことそれ自体は苦ではない。

ただ、上滑りしていく虚しさが、ままごとのような恥ずかしさが、たまらなく辛い。自分出来栄えに納得していない自作を褒められることもまた辛い。

こんなことを言うと、ブロックなりブロ解なりすればいいと言われるだろう。だが、私はAさんの描く推しCPが大好きだ。Aさんに存在を知られる前、私がROMの頃から匿名箱を使って熱心に感想を送っていた。それに、Aさんは同カプの話ができる数少ない、というかほぼ唯一の友人でもある。私はAさんとの縁を切りたくはないし、まだ書きたいものがあるから二次創作もやめたくない。

せめて、過剰で分不相応な褒めはDMなどのクローズドな場でやってくれないだろうか。そう思って、しかし良かれと思ってしてくれていることなのに角を立てるのも、私の自意識が過剰であることがAさんにバレるのも嫌で、今日も私は何も言えなかった。

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