2023-12-01

これは……アメフト部に親を殺された男が……アメフト部破壊するまでの物語

※この増田イメージです。実在人物団体事件との関係保証するものはありません。

男の名は天太太郎

彼の母親は平凡な公務員だったが、ある日の宴会とある大学の元アメフト部員が宴会芸でやったタックルにより首の骨を折り帰らぬ人となった。

失意の中町をさまよった天太太郎は辻占い師から「お前の入った部活薬物汚染により取り壊されるだろう」という予言を受ける。

その予言を真に受けた彼はその日からアメフト練習を始める。

薬物という言葉からヒントを受けドーピングを繰り返した天太太郎の戦績は輝かしいものとなった。

順調に結果を出し、遂に目的アメフト部へ入部、薬物を部内へと広めるため人脈を作り始める。

そんなある日、彼は試合前の検査に引っかかってしまう。

彼の検査結果は。

性別詐称」。

ドーピング審査を通るため彼は試合前に双子の妹の尿を仕込んでいたのだ。

DNAこそ同じだったがホルモンの成分が丸っきり違っていた。

もしもこれが男女逆であれば即座に罰則を受けただろう。

しか猶予が生まれた。

機転を利かせたアメフト部員の「だが待ってほしい。性別詐称は女が雑魚から問題なのだ。逆なら別にいいのではないか?」という言葉議論を深めたのである

残された時間はもう少ない。

まだ部活に薬物を広めきっていないまま表舞台を去る訳にはいかない。

もう性転換しかない。

そう思いながら川辺を歩く彼の前に、ピンク色の象が現れる。

そして天太太郎魔法少女になった。

魔法の力により「めちゃくちゃ男っぽく化粧をするのが上手い女。骨格も気合で変えていただけで、デフォルトは女のもの」という状態を手に入れた。

彼は固有魔法に「顔と手足の力を変える能力」を選んだのだ。

魔法少女天太太郎はいからか三匹のおともを連れ歩くようになる。

吸血鬼狼男、そしてフランケンシュタイン

この街人知れず守り、魔を退ける男性魔法少女のことを人々はいからかこう呼ぶようになる。

「退魔クン」と。


※退魔くんは大麻なんかしていません。

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