今更言うまでもなく、心霊写真というものの大半はフェイク、勘違い、撮影ミス、カメラの故障、その他自然現象、などと考えられる。当然ながら、心霊写真の全てがニセモノかどうかは分からない。コストがかかりすぎて誰も検証できないからだ。
1. オーブ
2. 手足など、体の一部の欠損
3. 手足が増えている
7. あり得ないものが写っている
パッと思いつく感じだとこのぐらいだろうか。
1のオーブは有名だろう。画面に薄透明な白丸が映る現象のことである。大体が空気中の埃だったり水蒸気がフラッシュに反射して写るものと解釈されている。たまに5との合わせ技で赤く色のついたオーブなどもある。心霊映像界隈では赤い色というのは霊が怒っているとされて最高に危険な状態らしい。危険な色があるなら安全な色やハイになる色やエッチな色もあるはずだけど、そこのところは知らない。
心霊写真だけではなく、心霊映像の世界でもオーブは活躍する。それも光に当たった埃などと言われているが、事故物件住みます芸人の松原タニシが初めて住んだ事故物件を撮影した時のオーブは面白い。大量のオーブが意思を持っているように動いて、明らかに埃ではなく、なんらかの生き物のように見えるのだ。気になる人は探してみるといい。
2の手足の欠損も定番だ。頭の欠損などもたまに見かける。鑑定した霊能者が欠損した部分は怪我に気をつけた方がいいなどと言うタイプのアレである。特定の部位の怪我に気をつけるって、どうやってやるんだろうね。
このタイプの心霊写真は本物でないとするなら、どうやってできるんだろう。考えられるのは写真加工であるけど、体の一部が隠せるようなトリックがあるのかもしれない。マジシャンの人ならそういうのは得意そうだ。
3、4、7は大体同じ現象と考えられる。体の一部にしろ、全体にしろ、物にしろ、そこには存在しなかったものが写真に写っているということだ。これは撮影前に密かに持ち込まれたフェイクであるか、コンピュータで加工したものと考えられ、最も定番のありがちな心霊写真である。その辺の人が思いつきで作ると、写真の隅っこに髪の長い白い服の貞子みたいな女が半透明で映ることになる。分かりやすい故に量産されてしまう退屈な写真だ。
6のわけのわからない理解不能なバグり方というのは、簡単に言葉で表すと、ゲームのバグみたいな写真ということになるだろうか。とにかく意味がわからない。なんでこんな風になるかわからない。そんな写真。多分カメラが壊れたかバグったかだとは思うけど、その原因が機械的なものなのか、それとも幽霊パワーによるものなのかということだろう。
カメラが発明されて長い時間が経ったが、携帯端末にカメラが搭載され誰もが心霊写真を撮れるようになった。加工も簡単になり心霊写真は日夜量産されていることだろう。人はなぜ心霊写真を作るのか。それは簡単に自分の側に非日常を、異界を作り出すことができるのではないか。なんて言ってみる。
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