2023-09-27

母親が凄く惨めで可哀想に思えてしま

 年をとり自分の両親が死んでしまった後に思うのは母のことばかりである

 私の母親戦後まれ昭和30年生まれである

 大阪四天王高校卒業して京大に進学してハワイ留学後に大学卒業

 日本丸紅入社した。そして、そこで職場恋愛結構した。

 2男1女を出産した。

 子供は全員 大学まで卒業して就職した。

 どの息子も両親に及ばない学歴でぱっとしない。

 勿論、就職先もぱっとしないw

 そして、誰も結婚しなかった。いや、出来なった。

 理由はわからない。

 すくなくとも私が結婚できないのは女に騙されるようなちょろい男だからだろう。

 母は

 職場恋愛結構して寿退社して専業主婦となり家庭を支える母親となったわけだ。

 父親会社部長まで出世したがその後、丸紅傘下の子会社に出向してサラリーマン人生を終える。

 父親サラリーマン人生を終えて5年後に癌でなくなる。

 母親は父が無くなった数年後に認知症になり息子たちに老人ホームに入所させらてその生涯を終える。

 母は私が物心ついた時から父親のいいなりの奴隷だった。

 いつも父親をたてて何かをするにも全て父親許可がないとできないという家だった。

 母親結婚するまでに様々な 資格礼儀作法裁縫着付け日本舞踊、ピアノ等身につけていたのだが

 結婚して育児父親の世話に従事して、他の全てをやらなくなった。いや、父親やらせなかったのではないかと今は疑ってる。

 個人的には、凄く優秀だった母親なのに結婚して全てを失ったように感じるのだ。

 私には京大なんて絶対いける気がしないし、丸紅入社不可能だ。

 なのに最後認知症になって老人ホームで死んでしまった。

 あまりに哀れだ。

 結婚しなければもう少し能力を伸ばせてたのではないだろうか?

 違う楽しい未来があったのではないだろうか?

 そんなことを思う。

 

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