リーマンショック直撃世代でMARCHを卒業し、新卒で入った会社も2社目も社員200名に満たない中小企業だった。
2社目の現職で社長や上司の理不尽な要求に耐えられなくなり6月から転職活動を開始。
大した資格も持ってないし、役職も付いていない。全然自信なんてなかった。
エージェントからは「どうせ(書類選考で)落ちるんでバンバン応募しましょう!」(意訳)とアドバイスをもらった。
なんてひどいこと言うんだこのやろう、と思ったけど僕の世代の書類選考の通過率ってマジで1〜2割程度らしい。
そんな厳しい世界なんだ・・・とビビりつつも職務経歴書を大学同期の友人複数人にアドバイスをもらい何度か修正。
確かに書類選考はかなりの難関で、応募した40社中、通過したのは10社程度。
通過率が比較的良かったのは間違いなく書類のブラッシュアップに協力してくれた友人達のおかげだ。
新卒の頃は多分見向きもされなかったであろう大手企業が、面接に呼んでくれてとても嬉しかった。
思えば自分は就職してからずっと、大手企業に勤めたことがない自分にコンプレックスを持っていた。
大学同期の友人達は皆優秀で、リーマンショックのなかでもしっかり大手企業に入っていて、
「大手の企業ってちゃんと見る目あるんだな」と、当時感心していた。
大手企業に対して漫然とした憧れがあった。ただミーハーなだけだと思う。
規模が大きいから、社員が多いから、なんなんだ。でも楽しそう。やりがいありそう。大手企業で働いてみたい。
とはいえ日本は新卒至上主義。新卒で入れなかったらもう大手企業で働くチャンスなんてよほどのことがないと巡ってこない。
そう思っていたけどチャンスはもらえて、経歴がマッチしたようで社員5000人以上の東証プライム上場企業から内定をもらえた。
年収は350万→500万に大幅アップ。転勤は当面無い。
泣いて喜んだ。まだ働いてもいないのにはしゃぎすぎだとは思うけど、
一生抱えて生きると思っていたコンプレックスとは、お別れできそうだ。
入ったあとに新卒からそこにいた人にコンプレックス抱くだけだよ、一生コンプレックスからは逃れられない 自分も35歳で新卒時に800万貰っててそろそろ総資産が1億になるぐらいにはな...
おめでとう!