2022-05-19

印章を捺すという行為グローバルスタンダードであるという事実

以前から指摘されてきた「世界サイン文化日本は遅れてる」問題調査班はファクトチェックを行うことにした。

そもそも何故日本では印鑑を捺しまくるのか?と言えば、日本では法律作成外交文書作成の際に国璽御璽必要制度となっており、つまり日本認証の最高権威そもそも印鑑なのである

そこで疑問に思わないだろうか?海外認証の最高権威とは何なのだろうか?と。

中華文化へ強く影響された文化圏は印鑑が今でも強く残る。特に日本韓国日常にまで浸透しているようだ。

イギリスではエリザベス2世女王陛下の封蝋が外交文書へ捺されることとなっており、そのほか貴族教会、古い商家などが封蝋を受け継いでおり公式の場で使うこととなっている。
まりイギリス認証の最高権威とは封蝋である。単に印鑑ではないだけなのだ
しかもこれはヨーロッパ全土で共通した文化を有するらしくイギリスだけではなくフランスドイツイタリアスイストルコなども公式の場で封蝋を用いることがある。

ちなみに中東も封蝋の文化圏のようだ。古い時代では丸い棒を転がす印章が使われてたらしい。

アメリカサインだ!と思ったら間違い。
アメリカでは企業や団体へ対して公証人カンパニーシールとよばれる印章を求める場合があり、このカンパニーシールとはエンボッサー(カンパニーシールスタンプ)と呼ばれる紙を挟み込んで凹凸を作り印影を生み出す機械によって捺される。
例えばアメリカ大統領印章であるSeal of the president of the united statesのエンボッサーも存在しており外交文書へ捺されるのだ。アメリカには州章や郡章もあるぞ!
なぜ大統領マークスタバなどの企業マークが丸いのか?と言えばエンボッサーで捺す必要があるから団体マークが丸いことがよくある。

そもそもパスポート入国スタンプ捺されてる時点で「印章捺してるの日本だけwww」ってのはありえないわけで、単に真実印鑑なのか他の道具なのかという差であった。
しかしま印鑑が面倒くさいというのは理解できるので、どのレベルまで印鑑必要なのか?という議論は丁寧に進めていったら良いんじゃなかろうか?
外国印章捺して外交文書作ってきてるのに日本だけ辞めますはいかないだろうしね。

  • 海外ではそういうのは貴族や巨大法人なんだよ 日本はまともな資産もない個人が印鑑押してるところが異常

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