2022-03-04

Vtuberのトレパクと古塔つみ

Vtuberがトレパクした件で、「古塔つみはあんなに騒ぎになったのに桃鈴ねねは謝罪して終わりではぬるすぎる」みたいな意見をチラホラ見たので、それは違うのではという話。

トレパク警察をアテにするな

まずこういう話題になると「こいつは犯罪者です!!!」とばかりに喚きたてるツイッターのトレパク警察だが、ほとんど無視した方が良い。

前にこれ系の増田も書いていたが、法的に著作権侵害が認められるためには双方の作品本質的表現類似していなくてはならず、何を”本質”とするかは裁判になって裁判官に聞くまでは分からいかである

表現本質の話をしている時に線の一致がどうこう指摘しても、いまいち芯を食っていないのだ。

もちろん一致度が高いほどやばそうだなーという程度の参考にはなるけど、その程度である

ブランディング詐欺」のみにフォーカスすべき

さて、自分が言いたいのは法的に問題かどうかわからいから騒ぐな、という話ではない。

たとえ法的に問題なくても、他人の労力にフリーライドして自分作品にするのは不誠実だし、そこの批判はあってしかるべきだろう。

しかし何を批判するのかということはよく考えた方が良くて、もし「踏み台にされた著作者がかわいそう」ということであれば、その人が和解してしまったらもう批判する筋合いがなくなってしまう。

それよりも、一般大衆として気になっているのは「トレパク絵師が実力以上の絵で評価されることで、誠実な絵師相対的評価されなくなることへの怒り」なのではないか

まり単体の作品がどうというよりも、絵師として実力以上のブランディングを行って仕事につなげるのが許せないのではないか

桃鈴ねねは絵師としてのキャリアがなさすぎる

ブランディング詐欺」にフォーカスすれば、古塔つみと桃鈴ねねの違いは説明できる。

言うまでもなく古塔つみはトッププロだったのに対し桃鈴ねねはまず絵師としてのブランド自体存在しない状態だった。

そのため桃鈴ねねに対しては批判者の中にムクムクと育った歪んだ正義の鉄槌の向け先がなくなってしまい、ぼちぼちの炎上で済んでしまったのだ。

逆に古塔つみの方は燃えすぎで、ほとんど最高レベルに積み上げた自身キャリア分燃やされた感じだし、今やネットおもちゃと化してしまって必要以上に貶められている。

結論

トレパク問題ネットの片隅では法的な落ち度を問いづらく、本来燃やしすぎの傾向があって、古塔つみは必要以上に燃やされた典型である

桃鈴ねねには「燃やしすぎ」の原因となる絵師としてのキャリアがほぼ存在しないためにぼちぼちの炎上でとどまった。

  • >桃鈴ねねには「燃やしすぎ」の原因となる絵師としてのキャリアがほぼ存在しないためにぼちぼちの炎上でとどまった。 まだ終わっていない可能性がある トレスした作品が何だったか...

  • 犯罪者(違法行為者)かどうかも分からない人を犯罪者扱いしてる無知な人たち、たくさん捕まったり訴えられたりしてほしいですね。

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