2021-11-22

自分は不摂生だったので色々持病を抱えちゃったけど、

まあでも、いつまでも健康に生きられたとしても、

人生において、その年齢でできることって決まってるわけで、

自己啓発だと、遅すぎることなんてない、何歳からでもなりたい自分になれる、

みたいなことをYouTubeの某元お笑い芸人みたいな詐欺師いたことを言うのだろうけど、

当たり前の話だけど、そんなの無理なわけで、

70まで生涯現役仕事してきて、まだまだ健康で肉体年齢20代だったとしても、

じゃあ、今まで現実的職業選択して嫌々働いてきたけど、

俺、本当はサッカー選手になりたかったんだ、なんて無理なわけで、

結局そこで、肉体年齢だの能力だのはこの社会で大した問題でなくて、

そんなことより最年少で竜王になるとか、そういう物語性とかの方が重視されるわけで、

漫画家なんかも、今は状況が変わってきてはいるけど、

少なくとも、昔は10代で新人賞ぐらいは取ってないと駄目なわけで、

要は、俺はまだ本気出してないだけ、が本当だったとしても、

じゃあ、10代で本気出してくれないとデビューできないよ、という話で

でも、最近風向きが変わってきたのは、

若い頃に漫画家として大成しても後が続かなかったり、

逆に趣味漫画Twitterなりネットに放流する方が注目されちゃったりして、

最近漫画家兼業でやるべき、という考え方がプロでも定着しつつあるというか、

昔は必ず出版社を通さなければ世に出すことができなかったからで、

10代でデビュー云々も、それは出版編集者側の都合というか、

彼等の考えであって、それがネットなりで覆されてしまったわけで、

でも、老人になってから漫画で食ってくなんて寧ろ考えられなくなった

やっぱり体力が続かない

液タブで作画するようになっても、結局作業量が同じどころか増えてしまって、

サンダーボルトの人みたいに腱鞘炎を寧ろ悪化させたり、

個人的には、タブレットが紙より滑るのとかが良くない気がするのだけど、

まあ、眼も悪くなるし、少なくとも緻密な絵を描くのは続かない

水木しげるみたいに、背景は誰か若い学生かに描いてもらってそれを貼り、

そこにサラッと少ない線のキャラを描くとかしないとやってられない

でも、線が少ないということは、それだけ表現制限されることになる

少なくとも、絵がスゴい、というインパクトでは攻められなくなる

結局、若いときとか、その年齢に適したときに適したことをしないと、

後々になって、それをやれる能力があったとしても、無駄になってしまったりするわけで、

やれるときにやっとけ、

やれないときになったらもうやるな、

というのが正しいんだろうなぁと思ったり

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