2021-11-17

自称硬派なオタクだけど萌え絵も守る

昭和末期の生まれで、エヴァ世代ちょっと後。そこそこのオタクとして生きてきた。

学生時代深夜アニメにハマった。

好きなアニメカウボーイビバップ宇宙世紀ガンダム攻殻機動隊

映画ならタランティーノロバート・ロドリゲス。それとガイ・リッチーマイケル・マン

いわゆる硬派なオタクで、当時表に出始めていた美少女アニメゲームは合わなかった。

シスプリだの、サクラ大戦だの、リーフだのキーだのタイプムーンだの。

萌え絵もだけど、ハイトーンボイスで、媚びるような猫撫で声の声優も合わなかった。

ラブひないちご100%も読み飛ばしていた。

そんな硬派なオタクでも、アウトドア陽キャ連中から見ればオタクオタク

美少女アニメ好きのいわゆる「萌え豚」(当時の呼び方なら「二次オタ」?)と扱いは一緒くたで、

なんだかんだ界隈が近いこともあって「二次オタ」連中との付き合いも割と多かった。

二次オタ」の連中、たしかキモい奴も多かったけど、悪い奴らでもなかったよ。

からさ、本当は、趣味の話で言えばさ、萌えアニメが減って攻殻みたいなアニメが増えてくれれば嬉しいよ。

萌え絵嫌いの元アニメーターが言ってる多様性もわかるし、大筋で賛成だよ。

でも、今の「萌え絵害悪」「排除しろ!」みたいな論調は、あまりにも見てられない。 

何より、俺の好きなものがこんな風に叩かれて排除されたら、と思ったら、黙ってられないわ。

それこそ、性的表現規制が行き過ぎれば、暴力表現ゴア表現だって同じように規制されないとも限らない。

とにかく、「声を上げる」と言えばお行儀がいいけど、「ケチをつけたもん勝ち」みたいな世の中にはなってほしくない。

公共における表現が見直されるにしても、炎上圧力ではなく、丁寧な議論で進めていってほしい。

そして、「萌え豚キモい性犯罪者」「萌え絵ゴキブリ」みたいな、単に感情に基づく暴言は、

明確なヘイトだということを今一度批判側にも自覚してもらいたい。

長文失礼。

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