2021-08-17

「他にも友達いるから私じゃなくてもいいじゃん」といわれた時

どうしたらいいんだ?(おわり)

八方美人である自覚がある。個人に懐き、べたべたと付き纏い、トイレにまでついていくような女であるという自認があるから、それを分散させようと躍起になる。行動的な方だと思うし、あまり率先してやりたくないようなことを引き受けて人に感謝されることで悦楽を得ている。座っているだけでお声がかかるような絢爛な人生ではなかったから、少々強引でも人とのコミュニティを構築して回る。そのようにして生きてきたから、結果的フットワークの軽そうな、誰にでもニコニコと接する、八方美人の尻軽が誕生する。

そうなるとやはり、「他に友達がいっぱいいるから、自分じゃなくてもこの人はいいんだろうな」とか「それなのになぜ誘ってくるのか」などという嫉妬や警戒が人間からまれてくる。

正確性の高い話をすれば、「本当に誰でもいいんで」ということはほとんどないので、特定の誰かに直接声をかけている時は、やはり何かしらの理由がある。この人とそれをしてると楽しい、この人とこの人なら気が合いそうだ、あるいはこの人とはこのゲームしたことがないので単純に興味がある、など。

人間にはそれぞれ個性があるのだから、「この人じゃないと絶対に嫌だ」というところまではいかないにしても、声を掛ける理由ぐらいは存在している。もっとポジティブ表現をすれば、一緒に遊んでくれる人がその人しかいないかしょうがなく遊んでいる、といった消極的理由ではなく、むしろ積極的理由で人を誘っているのである。だが、「他にも誘う人がいるし、自分じゃなくてもいい」という表現の逆はすなわち「この人には自分しかいないから、仕方がなしで自分の声をかけている」ではないだろうかと思うわけで、多くの人間自分とそう言った関係になりたいのかというのは、とてもじゃないが思えない。

先述したとおり私は本来は少数の個人にべたべたひっつくタイプなので、一個人に執着するような感情が実際に存在していたとしても、わからなくもない。あるいは単純なわがままとして、ぼんやりとした独占欲を持つのも認められるし、嘘でも(あるいは大きな理由ではなくとも)あなた特別だ、と言われる嬉しさはわかる。

ただ度合いというものがあるだろう。私はこの感情の度合いを強く持ってしまいがちで、だからこそ回避しようと努力している。「これはあなたじゃないとダメです!!!!!」という強い感情を持たないためにやっているテクニックなので、さも「これはあなたじゃないとダメです」といってほしそうな態度は困ってしまう。実際「じゃああなたじゃないと絶対ダメですって言われたら困りませんか?」ときいたら「それは困るけれど」などと言われてしまうわけである

どうしてなんだろうか、そしてどうしたらいいんだろうか……。

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