長いので忘れている人がいるかも知れない『超重要ポイント』なので一応。
京本が藤野に大ファンだと告げたあと背中にサインを描いてくれといったちゃんちゃんこを藤野は大事に飾っている。
これを見ると藤野は、京本からの『藤野の才能に対する信頼と期待』を思い出す。
論拠は「小学校時代に漫画賞に出すと言ってたのが嘘から出た真になったこと(見栄っ張りの一言で済ませてもいいが、京本に背中を押されるような才能が自分にあるのならば漫画を描き続けている自分でありたいと思う姿を前借りして宣言してる感じ」。
楽しんで読んでくれる人がいるから漫画を描き、そうじゃないと辞める。
論拠2「京本に褒められなかった藤野の世界には、『次回作を望む読者』存在しない」
一つは小学生の時に京本と藤野がリアルで出会う世界で、もう一つは大学で始めてリアルで出会う世界。
藤野が描いた4コマ全てが京本の部屋に滑り込む→二人が出会う→藤野キョウが産まれる→分かれる→美大で京本が死ぬ→藤野が落ち込む→『4コマ漫画を裁断する』→『1コマ目だけが平行世界へと届く』~~ここからしばらく平行世界側の描写~~『平行世界から4コマが届く』→復活する
『平行世界から1コマ目だけが京本の部屋に滑り込む(4コマ全部が連なった方は代わりに消える)』→二人が出会わない→読者を失った藤野はカラテに打ち込む→カラテで京本を助ける→漫画を描いていると藤野が嘘を付く(多分あとで本当になる)→京本が藤野を元ネタに4コマを描く→『4コマが二人が出会った世界で落ち込む藤野のドアの下へと滑り込む』
この作品にはSF否定解釈が存在し、途中から描かれていた平行世界は「もしも小学校時代の藤本がドアの前で描い漫画が1コマ目だけ描いてやめていたり、アホらしくなって指でちぎって1コマだけになっていた場合ありえたif世界」と解釈することが可能となっている。
また、藤野が復活した場面については、「藤野自身がふと自分のありえた可能性について自嘲的に描いた4コマを通して初心に帰ったら?」という解釈によるSF的な力を借りること無く実現できる。
二つの可能性が描かれている時点でSFだというなら、それはそう。
今日=7月19日
7月19日+ルックバック=7月18日
7月18日の「京」
多分これでググったもうでてくると思う。
最後は俺が一番好きなシーン。
連載が出来た方の藤野は、二人が出会った世界で生まれた藤野キョウ。
「アシスタントしてよね」という言葉を単に背景美術とだけ考えると生存した世界の京本はアシスタントはしていない。
でも彼女は平行世界を超えて「藤野キョウ」最大のピンチに最高のアシスタントをすることに。
「フィクションは一つだけ大きな嘘を」なんて言う人がいるが、この漫画でもしもたった一つだけ「超自然的な」ことが起きるポイントとしてここが選ばれているのだとしたら、最高だね。
こんな誰にでも書けるようなことしか書けないの? さっさと自分の作品作りなさいよ
「後ろを見て」の通り振り向くとちゃんちゃんこ。 「ルックバック」つまり過去への振り返りからのあり得た別の世界。 呻いてしまった。
平行世界から四コマが届く、もアリだけど 京本が亡くなった世界にも元々京本自身が四コマを描いてて、だから風が吹いて窓に貼った四コマが京本の部屋から流れてきたっていう解釈も...
世界線の意味調べてこい
ちょっと前に、漫画を読まない人はなぜのび太が三人増えたのか疑問に思うhttps://togetter.com/li/1582352 ってのがバズって、俺はそんな奴ほとんどおらんやろって思ったけど ルックバックの...
SNSで群れて自覚が乏しくなったかもしれんけど、 たくさん漫画読んだり長文書くオタクは希少生物やぞ アニメショップとかイベントにでも行かんと現実ではあんまり遭遇せえへん
SFじみた要素が実在する世界なら、記憶を持った時間移動により過去を改変し終えてからもとに時代に帰ってきており、最後はカメラの外で普通に生存しているとも解釈できてしまう
つまり、TENET テネットの逆行みたいな話しってことですね。
「最近の話題作を詰め込んだな〜」と思った
映画見て楽しめるのは30代までかな じっと座ってるのが飽きてくる 段々子供に戻っていく うろうろしたい
体力がなくなると集中力が続かなくなるんっすよ 最近運動してますか?
それは内容に飽きてるとしか