a.大規模検査が必要なのは、感染性の高い状態の人を早期に見つけ出し隔離するため
→ 治療じゃないよ隔離だよ、ということで隔離中の対応が非人間的になるのは防疫というものの本質なのではないかと考えてます(疫病を拡げない・持ち込ませないために「人を排除」しているので)
※隔離にかかわる人たちはだから非人間的な対応にならないように努力している
→ ロックダウンというのは地域ごと隔離することなので、これもまた非人間的になるのは当然で、経済がズタボロになるのもわかっててやっている
b.すでに市中感染が拡がっている状態で、いつでも何度でもの街角検査を大規模に行っても意味がない
→ その検査は何をゴールとしていますか?手段は適切ですか?目的を達するのに十分なリソースは確保できますか?(費用対効果については人間の存在が否定されるので論じません)
c.逆に、施設内等で感染者がいない状態で、施設内においていわゆるゼロコロナを継続するために、感染性が高い人を見つけ出すためには頻回検査が必要だが、この場合は抗原検査では十分ではなくPCR検査が必要(プール方式でよし)
→症状があってもPCR陽性にならない場合もあるので検温・問診も併用する必要がある
d.市中感染が拡がっている状態ではロックダウンしか手がない(この段階では検査は診断のためだけに用いられる?)
e.施設内においても感染が拡がっている状態でも、施設内におけるロックダウンしか手がない(ロックダウンの期間は1週間?2週間?それとも1カ月程度?)
→ 施設内ロックダウンのイメージが地獄絵図しか思い浮かばないのですが("施設内ロックダウン"の検索結果2件なので俺の造語とはいえなさそう)
f.ワクチン接種率が十分に高い状態(80%とかか?)でも、市中感染が拡がっている状態(多くの人の免疫が十分に働き出す前に感染が拡大してしまった?あるいは免疫回避する変異株?)ではロックダウンしか手がない
g.たとえ市中感染が拡がっている状態でもワクチンを打つことによって重症化が防がれる可能性があるため、どのような状況でもワクチン接種は継続されるべきである
隔離のための検査(症状なし)と診断・治療のための検査(症状あり)とワクチンはそれぞれ異なる目的がある戦術であって対立するものではないと思うのですが