ずっと彼氏いない歴=年齢で、最後に好きな人がいたのはただ見てるばかりだった高校生の時で、私は友人が彼氏に会えなくて寂しいと言っている気持ちも、恋愛が辛くてしんどくなることも口では共感や慰めをしても全く理解できなかった。でもいま死ぬほど久しぶりに好きな人ができてようやくその気持ちが理解できた。当時の友人達、本当にごめん。
私は大学まで共学で育ち、大学のサークルはインカレサークルで社会人になってからはそれこそ減ったものの、出会いは人より多かったと思う。なんなら留学もしている。けれど一度も彼氏が出来たことはなくて、親しい男友達もいなくて、出会い系アプリをやっても先に進めなくて、もう一生彼氏ができないことを覚悟していた。幸い、仕事するのが好きだし、海外旅行含めて映画館でもラーメン屋でも一人でわりとどこへでも行けるし、あと何年かしたら陽当りの良いマンションを買って猫を飼うことが出来ればそれなりに幸せだし、私の人生はそれで充分だと思っていた。
それなのに、久しぶりに好きな人が出来てしまって、それなりに仲良くしてくれるから、楽しくて、気の合う男性と二人ででかけることの楽しさと安心感を知ってしまった。
平日は毎日ほぼ会える関係性だから土日は会えないのが寂しくて死にそうになる。
だけど悲しいことに、勇気をだして飲みに誘ったり、ボディタッチをしたりしてみたけどいつも健全解散で、出会い系アプリで誰か一緒に遊びに行ってくれる人を探そうかなとか二人でご飯を食べてるときに言い出すし、脈は多分ない。
ふとした会話の中でわかる優しさとか、私が普段しっかりしているように見えてぼんやりしているのを察してツッコミを入れてくれたりとか、真面目な議題を軽んじないでちゃんと考えてくれることとか、私が倒しそうな物を取ってくれたりとか些細なことが好きすぎて辛い。
でも私は彼氏いない歴=年齢の恋愛偏差値が恐ろしく低い女で向こうは彼女がわりとずっとちゃんといたモテる方の男性でだからこそ私と仲良くできるわけで、無理めがすぎて無理。
この人を逃したらもうきっとこんなに好きと思える人とは出会えないと思うけど喪女には荷が勝ちすぎる。無理。辛い。
今一人旅してるんだけどその人と一緒だったらもっと楽しかったのに、とかその人のことばかり考えてしまって辛い。今まで何回も一人旅をしてきたけれどこんなに寂しい感情に苛まれたことなんて無かった。この感情をどこかに埋めてしまえればいいのに。
同じ状況過ぎて手に取るように気持ちがわかる。あなたの恋を応援してる。