2019-11-21

anond:20191121112841

https://dot.asahi.com/wa/2018122700042.html?page=1

83年におたくという言葉を初めて使い、サブカルチャーに詳しい作家中森明夫さんは、こう振り返る。

マンガ好きの人たちや深夜放送などで知られる言葉で、それほど社会的には知られていませんでした。それが宮崎事件によってネガティブイメージとともに一気に広がっていきました」

おたく人種なるものは、夢と現実虚構現実区別がつかない不気味な存在だとされました。この事件は、ゲームホラービデオ青年向け漫画などに様々な規制がかけられるきっかけにもなりました。僕自身おたくカルチャー代表のように、バッシングされたこともあります

外国人日本おたくカルチャーに憧れてやってくる時代です。いまや国が推し進めていくような文化になりました。言葉イメージもずいぶん変わったものだと、改めて感じます

おたく命名経緯を知ってれば「どの面下げて言ってんだ」感があるけど、まあ本人の感覚としてはこの程度の話なんだよ。

https://honsuki.jp/series/tokyo_twilightage/15844.html

 いや~、今、読み返すと苦笑もの文章だ。

 とはいえ、どこに売っているのかもわからないようなマイナーロリコン漫画雑誌、その隅っこのページの埋め草コラムである。ま、こんなもんでいいだろう、と思っていた。

 ところが……。

 進藤さんの顔が曇っている。

「キミのあの〈おたく〉のコラムさあ、ちょっと問題になってるんだ」

 えっ?

 「漫画ブリトー」は我々と同世代の二人の青年編集していて、その一方の小塚という編集者が大激怒しているという。

 これは差別だ! 不快文章だ!

 “コツカ某”名義で、雑誌の巻末で名指し批判された。何度か書き直しを命じられ、応じたが、結局、「〈おたく〉の研究」の連載はたった三回で打ち切られる。

 参ったな。思えば、当のロリコン漫画雑誌の読者こそが「おたく」そのもので、いわば読者罵倒とも読める。だけど、いや、だからこそ意味があるんじゃないか? これをオシャレ系雑誌でやったら、まったくシャレにならない。

記事への反応 -
  • 同族嫌悪でなく、面白半分のネタで? よく知らないけど片岡義男が別名でサザエさんパロ書いててあとでしらばっくれたようなワルノリ的な?

    • https://dot.asahi.com/wa/2018122700042.html?page=1 83年におたくという言葉を初めて使い、サブカルチャーに詳しい作家の中森明夫さんは、こう振り返る。 「マンガ好きの人たちや深夜放送などで...

      • アハハ、まー当事者にされちゃ逃げるしかないですわな~

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