転職回数は今のところ6回、向いてない仕事もあれば続けられる仕事もあった。
コンサータとストラテラという薬を飲みながらフルタイムで働いている。
向いてない仕事は、臨機応変な対応を瞬時に求められるもの、契約などお金やキャンセルが簡単にきかないもの。
例えば、ホールやスーパーのレジ、インターネットの契約とったり、そういうやつ。
向いているものは、一つのことに集中しやすい、興味のあるものと関連があること。
ゲームが好きだから、某電気屋のおもちゃコーナーのバイトは楽しかったし、5年くらい続いた。ポップ作りも楽しかった。
向いてない職種の時は、失敗する自分のせいだけど人格否定されるような叱責も受けたし、今もたまにフラッシュバックする。
今は幸い向いている職業に就いているおかげで、正社員として働けている。
エンジニアだから、電話対等やお客さんのところへ行くとか書類を作るとか、幅広く色んな仕事をする必要がなくて助かっているのもある。
なにが言いたいかと言うと、自分の周りのADHDの人たちは怒られることに疲れたのか障害者枠の仕事を探そうとしている人が多い。
あとは生活保護を考えたり。
きっと今まで仕事で怒られすぎて自信をなくしたり、自分はなにもできないと思っているんだろう。
でも、それは職場が合わなかったり、自分が苦手な職種を選んでいる場合も多いせいだと思っている。
ADHDなのに事務員でケアレスミス頻発したり、臨機応変に動かないといけないコンビニバイトを選んだり。
ADHDでも症状が軽ければ障害者枠じゃなく、普通の社員として働ける。
障害者枠だと給料が低いし、自分にはなにもできないからとそういうのを選んでしまったら、余計に自分のことを嫌いになってしまうんじゃないだろうか。
直接ADHDの友人にも言えたらいいが、症状は人それぞれで、仕事の相談を受けた時に上記のようなことを伝えても『お前だからだよ。』と言われたら、なにも言えない。
ただ、ADHDだから障害者枠で探さないといけないなんてことはない。
向いてない職場で心をすり減らして鬱になってしまう前に、そんな職場はやめた方が良い。
ADHDは疲れやすいという性質もあるから、資本である身体を一番労ってあげてほしい。
一度失った健康は戻らない。