多少のフェイクありでここに吐き出す。
そのサイトでは、利用者が内定を取った際には内定者インタビューを行い「内定者の声」としてエントリを出していた。
内定が取れた当時は勿論嬉しく、インタビューに応じた記憶がある。
ただ、就職後も担当者から「就職サイト利用者(就職支援スクールも兼ねているサイトだったので、スクール生向けだったのだと思う)の同窓会への招待」と言った連絡が届く事があり、「何で関わった事もない他の就活者と同窓会をしないとならないのか」と感じた私は連絡を無視する事にした。
暫くはそこで斡旋された企業で勤めていたのだが、最終的には転職した。
ある日、ネットサーフィンをしているとその会社のブログが引っかかった。
「そういえば内定者へのインタビューを掲載していたよな」「あれから疎遠になったけど、当時の自分のインタビュー記事はあったりするのだろうか」と調べていると自分の事かと思われる記事が見つかった。
何故「思われる」なのかと言うと、
・投稿(初稿)の日時が内定が決まってから2,3ヶ月経ったもの
と、類似点がそれなりにあったのだが
・経歴が一部違う
・記事が今年になって更新されたと思われる(更新日付の記載がある)
と言った相違点があった。
本人特定を避ける為のフェイクは必要だと思う。だが引っかかったのは「経歴が一部違う」のところだ。
本来の私の経歴・当時インタビューで話した内容は「大学に入学し4年で卒業、特にやりたいものも見つからないまま大学院に進学した」なのに、その記事では「浪人してから大学に進学、特にやりたいものも見つからないまま大学院に進学した」と言ったような記載になっていた。
フェイクを挟む必要はあると思うが、マイナスに脚色されているのは流石に悔しい。
記事を取り下げるよう連絡したいが、フェイクが多々入っている為「あなたの事でない」と言われたらそれまでである。
記事を更新した記録はあるが、日付しか分からない上に内容の更新まであったかは証明できそうになかった。(SEO対策で日付だけ更新したと言われればそれまで。Webアーカイブを探して見たが記録はなかった)
「気にしすぎ」「自意識過剰」と言われればそれまで程度の共通点しかない為、自分がただ一人このデジタルタトゥーで嫌な思いをし続けるしかなくなってしまった。
悔しいのでここに吐き出す。魚拓の大切さを身をもって学んだのだと思う事にする。