ドラクエ映画を見終わったお前らはきっと激怒してすぐに劇場から出ていってしまっただろうが、
さらなる予算投入で映画のパンフレットを購入して、なんであんな映画になってしまったのか原因を探ってみることにした。
それでわかったよ。
「総監督」山崎貴氏の下に、「監督」である八木氏と花房氏の二人がいるんだけど、
ひと目で美人だってわかるフローラのCG造形に苦労したとか、あのマントの破れの表現がどう、とかつくるものがいっぱいあってたいへんだった、とか
監督の最重要担当パートである「演出」のことを全くしゃべってないの。もう本当に全くしゃべってない。
あういう力技の脚本こそ、高い演出力が求められるのには異論はないと思うが、
監督が単なるCG屋レベルの視野でしか作業してないんだからそりゃ無理だよ。
ドラえもんしかり、山崎貴氏のCG映画って実は山崎氏は直接の監督ではないことが多いんだけど、
これはもい、7payと一緒の構造だよね。
東宝とか日テレみたいな、お金を出す人が大型IPで金稼ごうって考えて、(セブンイレブン)
山崎監督みたいな安心なネームバリューがあるとこに発注するんだけど(NTTデータとか大手SIer)
なにか問題が起きてても、もう後戻りはできないっていう。