2019-08-05

まれ環境で育ったけど生まれてきたくなかった

両親と兄に愛されて育った。地方に持ち家を持った両親のもとに生まれて、父は会社員、母はパートというごく平凡な家庭。両親の仲がそれほど円満だったとは言わないけど、家族としては普通に仲が良く、毎年旅行にも行った。裕福ではなかったけれど、やりくり上手な母のもと、ほしいものは大抵手に入った。したいことは尊重してくれたし、習い事もさせてもらったし、わたし理想押し付けたりもしなかった。五つ上の兄はわたしをとても可愛がってくれ、地元国立大に進んだ後地元の優良企業就職して、よく東京に遊びにきてわたしに奢ってくれる。

それほどひどくない容姿を持って生まれわたしは、地元で何不自由なくすくすくと育ち、友人とオタク趣味を共有して、おしゃれを適度に楽しみ、恋愛を楽しみ、友人や教師にも恵まれ勉強もそつなくこなし、都内国立大学に進学して一人暮らしを始めた。そして今に至る。

自分でも何が欠けているのかわからない程度には幸福人生を送ってきたけど、でももし今この記憶を持ったまま生まれる前に戻れたとして、生まれるか生まれいか自分で決めることができたら、絶対に生まれない方を選ぶと思う。生まれしまった今、楽しかたこともまぁあるし、幸せにはなりたい。けど、生まれてきてよかったな、と思うような決定的な出来事はこの20余年、一度もなかった。生まれてきてしまたからには幸せになりたいし、これから先も自ら死ぬことはないだろうけど、でも本当に、生まれたくなかったなぁと心底思う。ほとんど毎日、起きたら世界が終わってたらいいなって思うし、ふとしたときにこのまま消えたいなって思う。愛されて育ったのに自分が好きじゃないし、不幸じゃないのに毎日生きてることが苦しくて辛い。刺激がなくてつまらないとかではなく、ただただ生きてるのが苦しい。もう何年も、覚えてる限りだと中学生の頃からずーっとそんな感じ。

周りと話していても、こんな人間ほとんどいない。少なくともわたしの周りの人間は皆、人生の辛い部分と幸福な部分のどちらも心から楽しんでいるみたいだった。わたしはどこで間違ってしまったんだろう。最近はとくに本当に辛くて、心療内科を探しているところ。

まれ環境で育った人はポジティブ幸せ人間なるみたいな話を聞くたびにもやもやしてたから吐き出してみた。こういう人間もいるということで。親不孝でごめんなさい。できるだけ早くしねますように。

  • うんち

  • 出た出た なんちゃって死にたがり こういう奴に限って天寿全うするからな しかも、不幸アピで周りに不幸撒き散らしながら迷惑かけて 頼むから一人で誰ともかかわらず生きてけ ネ...

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