2019-07-07

女性向け声優イベントチケットを"定価+チケット会社のよくわからない手数料"よりも、+一万円くらいの値段でチケットを出したのが2月。一緒に行くはずの友達が亡くなってどうでもよくなってたから、わりとヤケだったので許してほしい。買い手がついたのが3月

今日、その買い手と一緒にライブに行ってきた。

結果から言うと私はチケットを高額転売した事になる。

まず私は他人チケット高値を出してまで買おうとはカケラも思わないし、自分の名義で当たらなければそれは単に御縁がなかったんだなと割り切れる性格をしているし、何より高値で買ったチケットで楽しめるとは到底思えない。

売れるか売れないかで言うと正直な話売れるとは思ってなくて、まあTwitterでお譲り先を探せばいいかなくらいに思ってた。

Twitterは定価+チケット会社手数料+送料以上だと死ぬほど忌み嫌われ晒される文化があるし、私もそれはある程度正しいとは思う)

でも、売れた。買い手がついた。

チケット転売価格で売れてから今日まで、チケット高値でも買う人ってどんな人なんだろうと正直こわかった。顔も名前も知らない。読点がコンマだったか弁護士行政書士みたいな公文書を作る仕事の人なのかなと勝手に思ってた。

実際に会ったら普通女の子だった。10代後半から20代の、普通女の子。なんなら可愛い系。

イントネーションがなんだか違うから外国の方なんだなと察した。

韓国香港中国か、どこかはわからないし聞かなかったけど、待ち合わせについて文章が乱れた(スマホ誤変換でよくある程度の乱れ)からしかしたら外国の方かもな、とは思ってたけど。

普通挨拶して、好きなものや、楽しみですねってありきたりな世間話をした。

私が夏の暑さで汗ダラダラだったのが彼女の目についたのか、ポータブルミニファンを貸してくれた。

やさしい女の子だった。

そりゃあ転売なくならないわ、と思いながらイベントを見た。楽しかったけど、楽しくなかった。なんで私こんな事しちゃったんだろう。やっぱり亡くなった友達と来たかったし、彼女とこんな形で出会うより、Twitterとかでなんの気負いもなく出会たかった。袖触れ合うも他生の縁なので、きっと彼女とも何かしらのご縁があったのだと思うし、座席に着いたら「受取確認しますので、発送確認してください」って率先して口にしてたので、あ、ああいう所でチケットを買うのに慣れてる人だなと思ったけど。

今さっきチケット流通するセンターサイトを見たけど、私の持ってたチケットよりも座席が悪いのに私よりも高値で値段つけして売れてる案件も多くて、そりゃ転売なくならないわ。法律ができてよかったし、私はもうしない。

浮いた一万円は募金しとく。

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