2019-05-27

AVシチュエーション虚構からこそ楽しい

タイトルタイトルだけど性的描写は本文中にはありません

ちょっとまとまった現金を俺が貸す代償に、向こうが体を差し出す提案をされたことがある。

こういうのは寝取られ系のAVでよくあるパターンだし、正直俺もそういうのは好きだ。

なので実際にそういった場面の当事者となったとき自分はきっと飛びつくだろうと

ずっと思っていた。しかしそれが起きたときに俺がどうなったかと言うと「萎えた」のだ。

肉体的なそれと言うより気持ちの中で「その人への失望」が広がって行ったのだ。

彼女は三十代半ば、顔は誰に似ているというのは特に思いつかないが明るくて愛嬌のある美人と言っていいタイプ

俺よりも二つくらい年下で既婚者で、送り迎えはいらないけど食事の支度くらいは必要子供がいる。

その彼女お金を貸して欲しいとばつが悪そうに言ってきたのだ。

額が額なので(折しもそのとき臨時収入がありそれくらいの金はあったが)

当然何に使うのかを尋ねた。そして彼女ギャンブルと言っていいことに手を出してるのがわかった。

だって金は欲しいし副業を持って収入を得ようとすることは悪いことではない。

しか彼女のそれはいわゆる「地道さ」のない手段だった。

今日の夜7時まで帰れればいいんで6時くらいまでは体が空いてます」。

ちょっと目を泳がせながら彼女ははっきりとこう言った。

正直に言う。0.0001秒だけその気になった。ラブホテルのベッドで俺の下で喘ぐ彼女

想像した。だが0.0002秒後にやって来たのは雪崩のような彼女への失望だった。

旦那さんいるのに。子供までいるのに。なんでこんなことになって他の男に体を預ける

発想になるんだこの人は。旦那に知られたくない?使ってはいけない貯金に手を付けたことよりも、

赤の他人に身を任せてその穴埋めをすることの方がよほどとんでもないことじゃないか

うそんなことも判断つかなくなるくらい切羽詰まってるのか?たかだが20万で。

そう思った瞬間、俺の中で彼女は死んだ。そして俺は彼女に金を貸した。

「返せるときでいいですよ」と言って、6時まで彼女自由にできる権利も辞退した。

それから彼女は俺の職場で働いていた。

俺は普通に話していたし彼女普通にしていた。

金は返ってこなかった。それが半年前の話。

先日彼女が飛んだ。職場からも、そして彼女の家庭からも。

今は実家に身を寄せているらしい。(元)旦那さんが職場に来て

妻がお金を借りた人がいないかを尋ねたのだが、俺は黙っていた。

何故かはわからないが黙った。

AVシチュエーションあくまファンタジーとして

楽しむもので、実際にそういうことがあると意外とキツイという

それだけの話なのでこの先特にオチはない。

  • やっぱお互いにやる気満々じゃないと現実世界では盛り上がらないよな

  • 20万を失ってまだAVで抜ける?

  • おっさんはやましい気持ちで現地に言ったが キュロットから伸びた脚が眩しい20歳の女子が あまりにも屈託がなかったので 公園を一回りお散歩して 1万円渡してバイバイしました。 ...

  • 何で20万貸したんだ。絶対戻ってこないの分かってただろうに。

  • 元増田の取った行動は偉いなと思った。 自分だったらどうしただろうか。 1.あげるお金も貸すお金も無いと断る。実際にお金無いし。 2.あげるお金も貸すお金も無いと断る。実際...

  • すでに売りまくっていてハンサムから買われなくなったから自分のところに来たんじゃないかと疑ってしまう

  • 俺はまずドラマもの苦手だから

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