2019-03-10

もはや紙の本か電子書籍かだけの話ではない?

挙げられている内容は「電子書籍の便利さ」というよりは「タブレットの便利さ」では?

タブレットが使える状況なら(紙の本と)電子書籍以外にWEBコンテンツもあります

実際のところWEBコンテンツが色々と制限されたもの電子書籍だと思います

同じ内容なら「電子書籍にせずWEBコンテンツとして公開してもらいたい」というのが一般的な考えかと。

電子書籍を推す側の戦略

電子書籍を推す側」になったと想定して可能戦略を整理すると、

の4種類になります

現状を見る限りでは電子書籍派は「電子書籍メリット」と「紙の本のデメリット」を重視している様子ですね。

しかし多くの人が電子書籍に二の足を踏むのは恐らくメリット不足ではなくデメリット過多であるため、必要なのはデメリットの解消でしょう。

また紙の本のデメリットアピールしても電子書籍だってデメリットはあるわけで泥仕合になるだけかと思います

電子書籍派と紙の本派の立場の違い

  • 電子書籍派:まだ普及しておらず、要求は満たされていない
  • 紙の本派 :すでに普及しており、要求は満たされている

紙の本派はすでに希望が叶っているので特に何もする必要がないわけです。

一方で電子書籍派は希望が叶っていないので「電子書籍もっと増やせ」と主張する必要があるわけですね。

それを傍から見ると「電子書籍派はなんかカルトっぽい」という印象を与えているようですね。

こういう現象をなんと言うんでしょうか?

電子書籍の値段について

 

一部の電子書籍推進派は「電子書籍の値段はもっと高くてもいい」と主張します。

ですが世の中では「電子書籍は紙の本より安くあるべきだ」という価値観一般的であるようです。

結果的に「電子書籍派は物の価値観おかしい」という印象を与えるだけで電子書籍を推す上では逆効果に思えます

「彼らは特殊な人たちで一般的な考え方ではないから参考にはならない」という流れになりがちです。

もしも電子書籍スタンダードになったら?

もしも電子書籍スタンダードになれば、次は必ず「何を売っているんだ?」という流れが来るでしょう。

今の時代インターネット情報は溢れています

タダどころか逆にお金を払ってでも自分たち情報(広告等)を見てもらいたい人達もいるようです。

紙の本なら話はシンプルで紙の代金や印刷費用がかかっているのだから値段がつくのは当たり前です。

では電子書籍における「有料の情報」と「無料情報」の違いは何なのか?という疑問が生じるわけです。

この疑問が解消されない限り電子書籍スタンダードになることはないのではないかと思います

最終的には「紙の本か?電子書籍か?」だけに収まらず「値段の妥当性」にまで話は及ぶわけです。

荒らしっぽいのとタイミングが被った?

記事への反応 -
  • 場所を取らず、閲覧端末のストレージが許す限り何百冊何千冊でも常に持ち歩けるとか、 どれだけ紛失しても新しい本を何度でも再入手できるっていうメリットの価値ってそんなに低い...

    • 「俺にとっては」と言うなら否定はしないので電子書籍を選び続ければよろしいのでは? 一般論としてならメリットとされるそれらよりも消失するリスクが忌避されているだけの話でし...

      • なくすことなんかあまりない、ってのはそうかもしれんがうっかり飲み物こぼしたり、敗れちゃったりとか 俺はよくするので、それで閲覧端末が万が一壊れてもデータである本は一切毀...

        • 挙げられている内容は「電子書籍の便利さ」というよりは「タブレットの便利さ」では? タブレットが使える状況なら(紙の本と)電子書籍以外にWEBコンテンツもあります。 実際のところW...

          • anond:20190310201917 電子書籍の欠点 1. 値段が高い https://www.apple.com/jp/ipad-mini-4/ 2. 出先で重いから本を捨てて荷物をへらそうと思っても、リチウムイオンバッテリーが危険物だから気軽にゴ...

    • 紙書籍が500円で電子書籍が700円だったとしても電子書籍を選ぶわ。1000円だったら迷う。

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