というか今もそうだと思う。
でも読者の意見を全く聞かないってのも流石に難しい。
じゃあどうやって読者の意見を聞くのっていうと
読者コミュニティ内であーだこーだ喋らせてそれを作者が
「神の目線で拾う」
ってのが穏便なやりかたとして通ってきた。
つまり拾ったのを読者に悟らせない。
あるいは昔だと、アンケートを出すけどそのアンケート自体はファンコミュニティに対して隠蔽されていた。
このやりかたのメリットは、選択権はあくまで作者にあってコミュニティは意見をひたすら吐き出し続けるだけだから分断が発生しないという点にあった。ファン側にゆるやかな連帯意識を維持できるメリットがある。
でも、もしこれが読者の意見がダイレクトに届いてそれに対する応答があると思ってしまった場合どうなるのか?
ってことだよね。
そうなると自分の好きなような話の展開にしたいと、物語を操作しようとするグループがでてくるようになる。それに対抗しようとするグループも出てくる。さらにアンチが紛れ込んでお互いの陣営で跳梁跋扈してぐちゃぐちゃになる。
そして最終的には過激化して製作者を脅したりする人が出てくる。
これがゲーム業界が魑魅魍魎が跋扈するようになってしまった理由。
この辺を上手いこと解消しないと漫画やアニメもそのうちゲーム業界のYoutubeのコメント欄みたいになるだろうなぁ。
※日本のゲーム会社はYoutubeの自チャンネルで日本のチャンネルだけコメントを禁止にしている。英語圏のチャンネルは普通にコメントできる。