2018-05-16

昨日「残業して仕事しろ」と言ってきた上司が今度は「残業するな」と

昨日珍しく20時ぐらいまで残業した。それというのも上司に「あなた仕事回ってないでしょ。特に家庭の事情とかないんなら残業してでもやりなさい」と言われたからだ。基本的に私は意志が弱いし、残業が嫌いなので、よっぽどやらないとまずい仕事がない限り定時で帰る方なんだが、普段別室にいる上司が私の雑然とした机を見て「コイツ仕事やばい」と思ったらしい。私は全く希望していなかった職場に異動してきて、仕事が楽だの休みが沢山とれるだのという噂を心の支えにして生きていた。はっきり言って噂に騙された感が半端でないが、我が社的にはだいたい4~5月は忙しいものと決まっているので、その時期ぐらいは我慢して働かねばいけないらしい。

正直ムカついたけど、仕事がごっちゃりたまっているのは事実だったし、昼間だと事務所に人の出入りが多くて落ち着いて作業できないので、静かな事務室で気になっていた仕事を進めたら少し気分がすっきりした。が、「あんたが残業しろっていうから残業したんだよ」という当てつけを込めて残業の届け出を上司の机の上に出してから帰った。

そうしたら今日になって上司事務室に登場。ご挨拶こそ「昨日はお疲れさま」であったが、「残業するなら私に何時間残業するか報告してから残業しろ」「とはいっても極力定時までに終わらせるように」とのこと。あんたが残業しろっていうから残業したんだし、今まで極力残業しない生活をしていたか仕事がたまって大変なことになったのだ。慣れていない仕事なので時間がかかってしまうところはあるけれど、慣れでスピードアップできる仕事ばかりじゃない。だったら私の残業を黙認するか、仕事がごっちゃりたまっていても放置するかの二択じゃないのか。まぁうちの職場にはあまり残業手当のお金がないらしいので、短めの残業時間を申告しておいて書類にはその時間だけ書くのもありかと思うけど。

だいたい上司本人が定時までに片付け不能な量の仕事を抱えて、毎日から晩まで働いて休みの日も出勤して何とか仕事を回しているのだ。来客や電話が多いうえに、名だたる激務ポストなので、忙しくて時間外まで働かないと間に合わないのも分かるけど、自分はそうやって時間外勤務で時間内にやりきれないことを片付けておきながら、「お前は残業するな」って何だよ。別に私は残業したいわけじゃないけど、現状では仕事がたまって残業しないと片付きそうもない状況なのだ優先順位が低そうな仕事放棄して構わないなら、重要そうな仕事だけやって定時に帰るけど、「与えられた仕事をすべてきちんとこなしなさい」っていうなら残業させてもらわないと間に合わない。もう少しヒマそうな上司だったら、「残業なしでこれを片付けるのは無理なんで手伝ってもらえませんか?」と言ってやりたいところだが、明らかに向こうの方が業務量が多そうでさすがにそこまでは言えない。

今回の上司比較的有能なうえに、本人が忙しいので、まだ許せるほうなんだけど、たまに部下の仕事を減らす努力全然しないくせに残業だけ減らせという管理職がいてそういうヤツはぶっ殺したくなる。仕事量減らしてくれなきゃ残業が減るわけがないし、もし本人の仕事のやり方に能率の悪い部分があるならそこを改善するように指導するのが上司仕事じゃないのか。電話とったり郵便物仕分けしたりみたいな仕事は他の人に頼めるけど、自分がやらなきゃいけない仕事を減らしてくれないならどうしようもない。「仕事が回ってないみたいだから特に家庭の事情とかがないなら残業してでもやりなさい」と言った昨日の言葉は何だったんだ。

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