2018-04-07

裁量労働拡大よりもっと生産性が上がる方法

いわゆる社内SEやってるけど「このシステム開発案件、1週間もあれば作れそうだな。仕事だし情報共有や人の冗長性やスケジュールバッファも考えても2人1か月あれば十分すぎる」と思う案件を、2人で低コストで作るより、SIerを雇って10人で6か月くらいで作ってもらった方が圧倒的に評価される。そのシステムを導入した費用対効果を考えると完全に赤字でも。多数の人や多くの工数管理したことが高く評価されるのだ。

下請け会社に開発を任せると結構割合で、「このプログラム書いたやつ、プログラミング勉強したことないんだろうな」と思えるようなものが納品されたりするが、品質が悪かったり、それが原因でのトラブルがあったりすると、やはり難易度が高い仕事を多くの人数を管理して成し遂げたということになって評価があがる。

もちろん自分は高い評価がもらえる仕方で仕事をしている。馬鹿じゃないからな。

多分ウチの会社だけでなく他の日本会社でもこんなこときとあるんだろうと思うと、日本会社未来がないのかもしれん。

こんな事やっていて市場競争に勝ち残れるとはとても思えないし、裁量労働制の拡大とか言って残業させまくる状態にしても意味ないだろう。

生産性向上するなら裁量労働の導入や拡大より仕事評価方法変えたほうがよい。

日経裁量労働記事(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29081230W8A400C1EA2000/)を読んで、そう思った。

そもそも労働時間と成果が比例しないなら1日8時間以上働かせるなよ。

  • 俺、一人で社内SEやってるけど似たようなものだな 仕事の難易度と達成度は誰にも正しく評価されないとあきらめてる それこそ「え、ボタン一個増やすのに1ヶ月かかるの?」ぐらいの認...

  • 2人月程度の案件を外注使って60人月はまずいし、それで評価が認められる会社も相当危険。 ROIみないのかな。 転職した方が良いのでは。増田は立ち回り上手そうだし。 労働時間と成果...

  • 外に出したほうが(他人にやらせたほうが)金額も上がるし評価も高いってむしろ日本より欧米のほうがその傾向が強いんだけどね ドイツ人とか自分の担当外の事はやらないし、配慮も...

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