2018-03-21

知識集約産業労働集約的に回したい

日本の巨大システム開発の話である

リプレースでも新規でもいいけど、どちらも人数をかけなければ作れない時点で、少数精鋭の「知識集約型」ではダメなわけで、むしろいか労働集約的に回すか」って話になる。

少なくとも少数精鋭ありきで成功した大規模プロジェクトなんて聞いたことないし。

まあ実際には一部の出来る人に負荷が集中しまくってる現実があったりするし、それも加味して全然上手く回ってない。

で、IT技術プロジェクト管理ノウハウアメリカ主導だけど、例によってどれも「知識集約型」作業が前提の話になっていて、現実の大規模開発では全く役に立ってない。

かにクラスライブラリフレームワークの話は大事なんだけど、反面実際にコードを書く人間以外にとっては心底どうでもいいというか、どうでもいいってことにしたいわけじゃん。

心理的安全性とか言うけど、大事なのはどこの誰ともわからない専門家の知見じゃなく、目の前の相手に対する観察力だし、技術よりもそういう「人の問題」にフォーカスしたいわけで。

これが日本独自なのかは知らんけど、そういう文化では「バカでも人をかき集めれば何とかなる」反知性主義前提のスキームで回せるのが最強なわけよ。

それこそ大昔のフローチャート書く→コード翻訳する→テスト一発合格→完成という流れの集合体みたいなのが最高に効率がいい。

から必要なのは業務要件が複雑かつ目まぐるしく代わっていくビジネスの現状でも、変化に追従できて短納期の開発を、人集めれば出来てしまう仕組み。

この点について、IT先進国アメリカは全く頼りにならない。

かといって、メンバー全員を情報大学出身でまとめるとか、日本人の反知性主義を変えていくとか、全く非現実的な解決案は答えになっていない。

何か上手いやり方ってないのだろうか。

  • 労働集約型に移行するためにAIだのディープラーニングだのが発達しているんだと思うが

  • バカの集まりで大成功した大規模プロジェクトって例えば何?

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