今更スポットを浴びた90年台の名作も、
気取った文学作品も、
元がどんなジャンルであろうと関係なく同じ土俵に立ち、売上という戦闘力で互いを殴り合い、クールごとに覇権が決まる。
『無料で大勢に配信して、何人がお金を払う価値があると判断したか、何人が面白いと判断したか』
どこぞの出版社内のお偉いさんのさじ加減で決まる出来レースな賞レースなんかよりもずっと公平で平等な尺度だ。
ダサイクルという少数のサブカル気取りの内輪の中だけででんでん評価されてるだけの作品は容赦なく打ちのめされるし、
逆に無名でもオリジナルでも『本当に良い』作品は正当に評価される。
たまに『アニメはアレだけど原作は名作で~』なんて言い訳がましくアニメスタッフに責任転嫁してくる輩を見るが、アニメが駄作の作品は大抵原作もプロットのレベルで突っ込みどころ満載なことが大半だ。
特に最近は90年台などと違い良くも悪くも無難な完成度は担保されている。
『飛び抜けた作画崩壊』や『アニオリによる作品崩壊』なんてのはほとんど絶滅したと言っても過言じゃない。