2017-12-27

推し童貞ネタをやめた

推し童貞ネタをやめた。

推し童貞ネタを言わなくなったのはいからだっただろう。昨年は言っていた気がする。別に、それが楽しみだった訳ではない。

恋人ができてないアピールもいつの間にか過剰ではなくなった。

好きな女の子タイプ恋愛観なんてものを自ら口に出すようになった。

引っ越した時に家具一新したらしい。

休みは家にいると宣言していた彼が、最近はよく友人と遊びに行くようにしていると言う。

仕事恋人だ、結婚は来世……なんてことも言わなくなってしまった。

整った顔をしているし、魅力がたくさんある。才能も努力もある。

そんな彼に恋人がいないなんておかしな話だ、ましてや童貞なんて嘘に決まってる。友人からそう言われるし、私だって「そうなんだろうな」と冷めた目で見る自分もいるのだ。

ただ、「そんなことない、彼は特別ファンを思って彼女なんて作らない!仕事恋人だって言ってた!」という夢を見てる自分がいる。

頭ではわかっているのに、胸が苦しい。

接触イベントも少ない、出待ち禁止、どれだけ参加しても自分が覚えられているかの自信だってない。覚えられたいのかと言われればどちらとも言い難い。

彼女になりたいのか?の問いには「滅相も無い」と答える。

一番近い理想形は「あしながおじさんのような存在」。

それなのに、彼が誰かのものになるのに耐えられない自分がいる。

今まで彼が紡いだ「僕とファンラブソング」が「僕と彼女ラブソング」になってしまうことが耐えられない。

「君」や「あなた」が特別な誰かになってしまうことが(もしかしたらもうなっているのかもしれない)

よく俗に言うカノバレを起こす場合、「カノバレをするような女と付き合わなければいい」と言う人がいる。私もそう思っていた。

裏でやってくれれば、夢を見させていてくれるのならそれでいいと。

本当にそうなのか。夢を見させてくれているのは変わらないのに粗探しをしているのは私自身ではないか

勝手に点と点を線にしようとしているのは自分なのに、自分妄想自分を傷つけることをやめられない。

本当のあしながおじさんは、恋人ができたって喜ばしい感情が出るだろう。結婚も祝福するんだろう。

でも、何故だろう、私は喜べないんだ。

彼はもう30歳。

この業界、実は結婚してました。または、かねてから同棲してました、なんてことがよくある。

隠してほしいと思うのに、一番に報告してほしいとも思う、厄介だなあと我ながらに思った。

メモアプリに「結婚を発表した時になんてツイートするか」を決めて保存してある。

万が一(という言葉を使わせてもらう)彼が結婚を発表した時にはどんなに泣いても、喚いても、エゴサをする彼を悲しませたくはないから。

コピーをしてペーストする作業だけはしなければと思っている。

彼が幸せになることを祈っているのに、その幸せ自分が関われないことが悲しいのかな。と自己分析もしてみた。

童貞ネタをしてくれとも言わない。

でも、近々何かがある気がする。全てが全てただの気のせいであればいいな。

受け入れられる準備も覚悟もあと数年はできそうにないから。

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