10月にsideMのアニメを控え、デレステは隆盛しており、ミリマスも新作アプリゲームが出て、本家も一応の展開として単独ライブが発表され。
おのおの、優先順位はあるだろう。
「みんなまとめてアイドルマスター」とは、『団結』の歌詞である。
アイマスというIPが、765プロダクションだけでなくなった現在、その歌詞を引用して、「みんなまとめてアイドルマスターだからみんな応援しよう」という発想が生まれてきた。
でも、ここで私は思った。
「みんなまとめてアイドルマスター」の呪縛に囚われ、半ば義務感ですべてを追っていないか、ということだ。
私が思うに、「にわか」と呼称される、完全にそのジャンルのオタクにはなっていないものの、なりつつあるしなる気がある人は全く問題ないと思う。
でも、優先順位があり、そちらに割けるリソースが無いのにも関わらず、義務感で応援しているという状況にある人は意外と多いのではないか。
「担当見つけたい」だとか「推し見つけないと」「担当は○○に決めました!」といった類のものだ。
いや、それ、すべてを追うために、名刺に○○担当って書くために、自分の代名詞を定めるために、無理してませんか、ということ。
もちろん、自分のリソースを使い切ってアイマスすべてを追っていて、そのすべてを平等に愛してる人はいるだろう。
でも、私の観測範囲と、体感する雰囲気にそういう空気は薄いように思える。
予防線を張っておくが、もちろん私の観測範囲のみのことかもしれないし、主観のみなので誤っているかもしれない。
しかし、ぜひ心の片隅に留めておいてもらいたいエントリーなのは、本当です。
私がすべてのオタクに対して求めたいのは、二次元を二次元だと軽く扱わず、誠実に向き合ってほしいということだ。
消費するだけも、欲求を満たすためでもいい。まず第一に誠実に向き合って、バカにしないでほしい。
言いたいことと表現がずれてね? 本当に言いたい内容は「縛りをやめる」のではなくて「縛られるのをやめる」なのでは?