ある学校では、ポニーテールが禁止されているというニュースを見かけた。おそらく、この規則を作った人間は紳士になり損ねた変態であろうと推測される。このような行為は、本来紳士であるべき変態の道を大きく外れたものである。そこで、変態紳士が本来あるべき姿を伝えておきたく筆をとった。
まず押さえておきたいのは、学校でのポニーテールの禁止のような自己決定ができない未成年者に対して、一方的な「常識」で、大人の好きな格好をさせるように迫る行為は、変態の視点から見ると決して手を出してはいけないフェティシズムの極致であるということだ。
そもそも何を性的と感じるかは、主観や文化の違いが大きい。ポニーテールの女性は性的な被害に遭いやすいという客観的なデータがあれば別だが、そのようなデータがあるとも思えない。それにもかかわらず、自分が一方的に正義の側に立って、自分が望む格好を強制させるというのは、その筋の変態にとっては所有欲、支配欲を満足させ、非常に興奮をさそう行為である。(ちなみに、教員には人を従わせることで興奮する筋の変態が特に多いように思う)
暑くなったら首筋を出して体温を調整しようとするのは、動物が冬毛から夏毛に生え変わるぐらい非常に自然な行為である。しかし、それを禁止して首元をムレさせて苦しむ姿を見るなんて、なんと変態的か!(/ω\)
ただ、我々変態紳士は、そういった自分自身の理想や妄想の押し付けだけは厳に慎むべきだ。
おろした黒髪ロングも素晴らしいが、ポニーテールもまた素晴らしい。さらに言えばツインテールも三つ編みも最高である。その中で特定の髪形を禁止するというのは全くもって非人道的な言語道断な行為である。
あくまで我々変態紳士は本人がいいと思っている格好をしているのを、遠くから愛でさせていただいているということは忘れてはいけない。
このような規則は、フェティシズムの多様性とフェティシズムの対象との共生にとっての障害にしかならない。ポニーテールを禁止するような人の道を踏み外した変態たちは、自分たちが紳士の矜持を身につけていないことを反省し、裸ネクタイに靴下からやり直すべきである。