すでにTBで回答されてるけど「ちんこ入れてる方が攻」で「入れられてる方が受」だよ。
男女のSMの場合で女が男にサービスする場合は「女攻め」と「男受け」、あるいはM側が「男責め」みたいになるようなもんだ。
ここまで前提。
元増田が言ってる「精神的な部分」は「シチュエーション萌え」として解釈されている。
二次創作の場合、同じカップリング ((「A攻×B受」と「B攻×A受」は、作品とキャラが同じでも実質的に【完全に別ジャンル】であることに注意。)) でも人によってキャラクターの解釈は違うし、人によってキャラクター二人の関係性の受け取り方も違う。
だから同じカップリングジャンルでも「飛影はそんなこと言わない」は大凡発生しまくるし、その状況にも「地雷」という名前がついている。
「攻が受に依存する」というシチュエーションは女性向けの中では王道中の王道で、「依存萌え」と名前がついている。攻が受がいないと生きていけないという状況はロマンチックで人気があるし、それを実は受が操っていたというシチュエーションも悪女萌えの典型だ。pixiv なら作品ジャンルによっては「黒(受キャラの名前)」などのタグが付くくらいに定着している。
で、攻×受が2パターンしかないのに対し、シチュエーションは星の数だけある。それにいちいちラベリングして棚を作っていくのは難しいし、描き手にしたって自覚的でない場合もある。
だからアニメイトが棚をカップリングの攻/受で分けるのは実利にかなっている。まんだらけだって20年前からそういう風に棚作ってたし、そもそもコミケのサークルは作品/攻・受で配置を決めるんで、ちょっと同人を知ってる人なら「今さら何言ってんの?どこの世界から来た人?」っていう感じではある。
そのように「●●(のアナル)が△△(のペニス)を強姦するので『●△』のタグ付けときますね(はぁと」みたいな奴が発生して「それは襲い受だ」と即ボコられているのを偶に見かけるくらいには、攻受の概念は固定化されています。
それがいい悪いは別の話だし、細かい部分では「●+△」「●△●」「同軸リバ」などの概念もある。
そこからも外れたい人は「カップリング表記なし/主要キャラ」「オールキャラ」のラベルを選択していく。
男性向けの棚では人気ジャンルだけはそのコーナーがあるけど、その他は「百合」「ショタ」「男受け」「母子もの」と性癖(と作家)の区分で棚を作っていく。それに対して、女性向けは作品とキャラで棚を大きくわけて、そこからキャラの関係性(攻受)>作家、と並べていく傾向にある。