2020年、憲法改正に伴って新しい日本もスタートするようです。
でも、憲法を改正したところで突然何かが変わるわけではありません。大切なのは法律です。憲法改正の勢いに乗って、どのような法律が制定されるのでしょうか。
私たちの生活がどのように変わっていくのか。それについて具体的に論じられることはまずありません。抽象的な法典である憲法の性質上当然と言えば当然です。
最近話題(?)の日本会議が理想とする社会になっていくのでしょうか。しかし、昭和的な価値観の復興は現実問題として難しいと感じます。
ただ、東京一極集中、社会福祉費の増大等の問題に対処するために、個人の権利が制限される可能性は高いと感じます。
東京一極集中でいえば、直接的に移動の自由を制限することはできないにしろ、間接的に移動のハードルを高めて地方に人を留めさせることは可能でしょう。
また、労働組合の活動を今以上に弱体化させ、使用者の地位を事実上強化します。共謀罪も成立しそうですし、困ったら組合幹部をとりあえず逮捕する形になるんでしょう。
さらに、社会的な同調圧力を高めて、結婚を事実上強制させるとか。
まぁ、あまり憲法改正とは関係ないんですけどね。改正の勢いに乗って色々馬鹿な立法しそうだな、というだけで。
東京五輪以降、超高齢化、人口減少による影響が本格化していくなかで、急激な社会の変化に付いてこれない弱者がどんどん死んでいくのだろうけど、どうするんだろう。