今回は少年ジャンプ+
使い勝手は……私はUIとかあんまり意識しないで順応させるタイプなので正直よく分からない。
変化の良し悪しを客観的に区別できないんだよね。悪い変化だと思っても、以前のに慣れていたせいで実感しにくいだけって可能性もあって。
まあ、こういうリニューアルの意義そのものにケチをつける気はないし、個人的には細かい所での手間が軽減されてて悪くないと感じている。
まあ、本作はあくまでミステリーとかサスペンスが本筋ってことなんだろうね。
個人的には他人の力を借りることで、その本来の使い手もちゃんとすごいってことを間接的に伝える演出は嫌いじゃないので、今後このパターンは期待したいところ。
“魔王”事件は、作中の言葉を借りるなら確かに拍子抜けではある。
まあ、プロットだけで漫画が面白くなるわけではないように、それによって紡がれるドラマが重要なので、このあたりは後々語られることを期待したい。
それにしても、メインキャラだと思われていた登場人物があっさり死んだり、一行ではないキャラに今回スポットが当たったり。
登場人物たちの設定や立ち位置から展開を考察させないって意味では成功しているんだけれども、予想と共に期待を裏切られている感じもして、ヤキモキしてしまうのが難儀だ。
導入部のギャグを色々と工夫してくるのは本当に感心する。
ただ、前回の話といい、今回の話もストーリー構成上の観点では全くの無意味なんだよね。
作者も何も考えていないのではとアオリ文句が書かれているが、次回は読み切りを載せるという告知もあって、マジでその線がありえそうと思わせる可笑しさがあるね。