2016-06-09

ファッション雑誌を見て普通の人になる

俺は、どーも『イケメンになるために』ファッション雑誌を見てしまっていた。

いやいや、イケメンになるにも才能がいる。

雰囲気イケメンならなれるというが、雰囲気イケメンってイケメンコスプレだろ?

コスプレとしての完成度が高いブスのコスプレイヤーいくらでも居るのに何いってるんだって話だよ。

  

で、「ファッション雑誌いくら視てもイケメンになれないじゃないか!」と思って俺は何度も挫折してきた。

美容院に行って、ジャストサイズシンプルな服そろえて。それでも一向に不細工

そもそもファッション自体興味ないしね。折れるのも早い。

  

でも、生理のように、一定周期で、「今度こそイケメンになって、馬鹿にしてきたリア充どもをぎゃふんといわせたい!美少女イケメンみたいに言いなりにさせて中出しして中絶させてやりたい!失われた青春を取り戻すように俺を馬鹿にしてたような女を風俗に落としてその金でソープいってやりたい!」みたいなどす黒い欲求が出てきて。

それで、また狂ったようにファッション雑誌ビジュアル系雑誌を読んでは服を買ったりメイクを覚えたり。うまく行かないと女叩きのアンチフェミ記事を書いて。

そういうことをやっていた。

  

だが、つい今日気づいた。

俺はキントレ雑誌を読むけど、果たしてそこに乗っている筋肉マンになりたいだろうか?

俺はキントレ雑誌理論を学んで、キントレしてるけど、筋肉マン目指してるか?

違う。

俺は、格闘技やってたからそのための筋肉ケンカになってもビビラないっていう自己承認のための筋力。あるいは、普通一般人より卓越してるんだっていう優越感。もしくは純粋にキントレによるストレス解消。

そういうもののためにやってる。

じゃあ、ファッション雑誌はどうだ。俺はイケメンになりたいか

違うだろう。ブサメンが、理論を学んで服屋で実践するのがいいんだろう。

せめて、普通の人に。髪がボサボサで一本だけ長いのがタラーってゴミのように伸びてたりだと浮浪者みたいだと避けられるから、髪を切りそろえるために。

ぐしゃぐしゃのパジャマジャージみたいな服装だと異常だと思われるからシンプルで見た目にも奇抜じゃなくて他人とのコミュニケーションを阻害しないような服を。

まずはその程度からだろう。

というか、元が不細工だとその程度にしかならない。特に、俺はハゲチビも抱えているから、どう頑張ってもイケメンにはならない。元々10点くらいだから、頑張って50点。

でも、そりゃそれでいいんだよ。知的障害なら、高校卒業できるだけでもいいじゃん。世の中での高卒の扱いどうこう関係無いよ。そういうもん。

  

そうなんだよな。

俺にとって、ファッション雑誌ってのは、イケメンになるためではなく。

クソブサメン普通社会生活送れるようになるための装備を身につけるものなんだよなあ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん