資生堂ショックについて
>無能な販売員なら、18人接客したって1人にも売れないだろうし、有能なら10人の接客で10人に売れる。
>フルコミの営業にするべきだ。
まさに物流に携わったことも知識も全くないんだなって宣言してくれてる。
現場のことを考えての結論、みたいにイキってるけど実際は現場も見えてない。
理由はなぜか?
物流っていうのは何が切っ掛けになって売上が伸びるのか正直分からないし読みづらい。
例えば、資生堂の扱う化粧品を紹介したブログが大大大ヒットしてその年の売上が急に伸びるかもしれない。
コミットに対して指標を設けろというなら、来年度からは大ヒットした年の数字と比べて新たな指標を設けろというのか?
またそういった大当たり状態の中では特に営業努力をせずとも販売員は結果にコミットしちゃうわけだが、
それを有能・無能問わず努力し改善に努めたと言ってもいいのか?
18人接客しろっていうのは、1人接客するよりも当然18人接客したほうがチャンスは単純計算で18倍増える。
接客の人数を増やせという目標はフルコミよりも実現が容易く単純なため努力のとっかかりがしやすく、
また、さっき言ったような大当たりや従業員の能力に左右されない、理に適った目標設定だ。
馬鹿でも度胸さえあればナンパで18人に声かけることくらいできるからな。
他にも接客を意図的に増やすことで短期間で経験を多く蓄積でき、無能から有能へと変化させることもできる。
資生堂が女性に優しくない(俺は全くそうは思わないが)会社になったとしても、
有能だけしか採用せず評価しないわけではなくて、無能にもできる目標設定を立てて成長させる会社になったほうがより多くの人に喜ばれるだろう。
※追記
他にも物が売れる偶発的なケースとしてはオイルライター事件のときの簡易消火器爆売れとか
人気ドラマで使われているポットが品薄になったとか
もう複合的な要因でいろいろある。
だからイケイケのところはそもそも数字設定してなかったりもする。