インターネットはツールである。能動的に使うか受動的に使うかで得るものがまったくちがう
どんなくそみたいなサイトでもつくれば財産になる。サイトM&Aを見てみればわかる。創造性など皆無な中規模まとめサイトが数百万円で取引されている
まとめサイトが良いか悪いかなど良識のある人間であればもう悪いと結論づけている。だがよく考えればインターネットなんてしょせんは電子データのやりとりでしかない、実態など何もないものに倫理観を持ち出してもただただむなしいだけだ
結局インターネットを使って何を得ることが最も実際の生活に影響を及ぼすかといえば、有名人などの認知度が重要な人以外、一般人でいえば金しかない。1に金、2に金、3も金、4ぐらいに出会いでも入れておけばいい。
ブログを書いて集めるような承認欲求は身体性をともなっていないのですべて虚仮である。読者も誰もブログ主のことなど考えていない。無への道程という自殺までの日記をつづったブログがあった、各ニュースメディアでも取り上げられたいへん話題になったブログだが彼の絶望のために実際に動いた人間はいない
せいぜいコメントで「死なないで」と書くぐらいだ。その気になれば興信所に依頼したり警察に届出たり会いに行って話しを聞くこともできるはずだがそんな人間はいない、リアルに親交のある友人だったらたとえ会社を休んででも彼と一緒にいて彼の絶望を忘れさせようと努めるはずだ
彼と読者の関係はそんなものだった、本気でつきあっていない、温度がないのである。どのブログ主と読者の関係もほとんど同じだろう
そんな関係など捨てればいい、読者は金を集めるために利用するものであってまともに付き合うものではない、彼も彼女も真剣にこちらに向き合ってはいないのだから
インターネットはただただ金をかき集めることに終始するのが正解だ
こんなものどれだけたいそうなことをしても社会性などないしパソコンの画面にうつるものがどんなに面白いものであれ実際の経験として蓄積されるわけではない。
金は信用についてくるものよ
とますだに書くますだであった