2015-08-02

http://anond.hatelabo.jp/20150802223451

俺の先の議論は極めて明晰であり煙など巻いていないし、

俺は金持ちの味方でも庶民の味方でもないから

元増田議論経済学的に誤りであることを示せば俺の先の議論目的にとっては十分で、代案をいう義理もない。


が、仮に庶民の味方をするとして再分配を行うなら、価格体系を歪めない一括固定税による再分配がベスト

しかし一括固定税の水準の決定方法などを考えると現実的には実行不可能

となると再分配の方法としては所得に対する課税資産に対する課税がある。

前者は余暇と財の相対化価格を歪める。

後者現在消費と将来消費の相対価格を歪める。

いずれにせよ厚生損失が生じる。

から目的の再分配水準を制約条件として、相対価格の歪みによる厚生損失を最小化するタックス・ミックスを考える、ということになる。

それが具体的にどのような税率なのかは先験的には分からない。

それをこの場でちゃっちゃと試算するような能力必要データも俺は持っていないが、財務省あたりに試算させれば良い。

というか、実際、似たような試算はやっているだろう(再分配という視点を彼らがどこまで重視しているかは知らないが)。

貯蓄ができないくらい資産課税を強化してパーッと使わせればいい!というような無邪気な発想をする人にとっては俺の回答は常識的でつまらないかもしれない。

だが現実はそんなものだ。

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