俺ヒカキンってなんか好きになれなかったんだよね。だって、ニコニコの実況プレイの劣化版じゃ~んって思ってた。
自己承認欲求乙!みたいな?実際パズドラ()とかやられても、そんなクソ下らないリア充向け単純作業ゲームがどうしたの?って思ったよ。
で、ヒカキンを鼻で笑ってニコニコの実況ばっかり見てたんだけど。最近は意識かわった。
むしろチャンネル登録数稼げてない普通の奴の普通の商品紹介動画みたいなの見たりしてたんだけど。なるほどなって。
これって、日常のちょっとした楽しみを切り取ってんだなと。リア充の友達が楽しそうに遊んでるのを見てる感じ。しかも編集つきで。
俺とかって、完全に引きこもりで友達0人なんだけどさ。友達が新しいおもちゃを買ってきたりしてリアクションも簡単に取ってくれてるみたいな?面倒くさいじゃん、リアルで人とあってみたいなのって。
あと、チャンネル登録が少ないとケレンミっつーかな、そういうのが無い。クリエイターと消費者みたいな。
あと、あれだ、底辺ユーチューバーってコンビニの商品みたいに無味無臭なんだな。ニコニコはアクが強い料理なんだけど、ユーチューバーは顔をさらしてるから瑕疵が無いっていうか、失点が少ないノリばかり。いわゆる近づきやすいリア充。女にモテそうなナチュラルで清潔感があってみたいな。そういう感じの奴が多い。ヒカキンみたいなのも髪そめたり汚いこと言わなかったりある程度ちゃんとしてんだな。
リア充の友達とかって絡むのが疲れるんだけど、ネットなら何の疲れもなしに絡めるからいいね。リア充とリアルであうと、上下関係っつーかな、そういうのが気になって対等に付き合う感じがなくてフランクに付き合えないんだよね。一歩引いちゃうから楽しめないんだよなあ、リア充とは。人種が違うっつーか、白人とは対等に話しできませーんみたいなのがあるわ。劣等感も湧くし。
ああいうの見ると、初めてニコニコで実況動画見たときみたいな感覚になるわ。「こいつらの会話術うめえなあ、まねしよー」って。実際ニコニコのトークパクってうまくいくことも多い。あんま出回ってないネタや言い回しのコツとか。
ユーチューバーはうまい言い回しは少ないけど、「うまい表情、ファッション、態度、感情表現方法」みたいなのが感心する。これをぱくったり取り入れていけばいいのかなーっていう希望みたいなのを持たせてくれるっていうか。見てて、「あ~これはモテますわあ、彼女作れますわあ」ってのが実感で理解できる。
銀行で住宅ローン組む時に職業:ユーチューバーって書いたら勝つる