2014-11-07

はてな右翼は先の戦争をどう考えるのか

素朴な疑問。

いわゆる「はてサ」の歴史観自虐的だの現在価値観過去を裁いているだのとさんざん批判されるわけだけど、「はてな右翼」のみなさんは先の戦争をどのように理解しているのだろうか。「近隣諸国迷惑をかけてなどいない。攻め込まれるほうが悪い」「朝鮮半島日本は良いことしかしていない」「詫びる必要などなし」という点で合意はありそうだけど、それ以外でもすべてを全肯定するのだろうか。

 とりあえず四つの立場を考えてみた。

(1)始まりから終わりまで反省すべき点など存在しない

負けたことも含めて大東亜戦争反省すべき点など一切存在しない。対米戦にしても自衛戦争しかなく、負けたという事実結果論にすぎない。われわれがなすべきは当時の指導者層も含むすべての先人の苦労に感謝の念を示すことだけであり、いかなる批判も許容されるべきではない。亡くなった方々についてあれこれ言うのは日本人美徳に反する。

(2)負ける戦争を仕掛けたという点では失敗を繰り返さないようにしたい

戦争をせざるえない状況に追い込まれたという側面はあれ、米国相手に負ける戦争を仕掛けてしまったという点においては、同じ轍を踏まないようにしたい。それ以外の面では中国への進出や戦術も含めて反省不要

(3)兵站を軽視し、大量の犠牲を出したという点では失敗を繰り返さないようにしたい

精神論に傾斜するあまり兵站を軽視し、特攻のような非効率的戦術を実行することで大量の犠牲を出してしまったという点までは肯定できない。中国人捕虜がいくら死のうが知ったことではないが、多くの日本兵が病死や餓死してしまったという事実は重く、その点について軍首脳部の責任は免れない。ただ、特攻という戦術はクソだが、それに自発的に参加した若者たち愛国心は素晴らしい。

(4)何十年も前の戦争ことなどもう忘れたい

はてサがギャーギャー言うのがうっとおしいだけで、本音を言えばもう昔の戦争ことなんかどうでもいい。自分が悪いことをしたわけでもないのに、なんでいつまでも文句を言われねばならんのだ。

意外に(1)は少なく、(2)や(3)、もしかしたら(4)が多数派で、外国からちゃごちゃ言われるのが腹立たしいだけなのかもしれないとも思う一方、やっぱり(1)が多数派で「歴史反省なんぞ不要」という発想なのかもしれないとも思う。辻政信氏も牟田口廉也氏も含めて腐れ反日サヨクに比べればみんな素晴らしい方々という感じ?なのだろうか。

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