最近のはてなブログを見ていると所謂はてな村コミュニティぽいものではなく、普遍な的ブログのほうが人気が高いように思う。
例えばライフハック系や意識高い系よりも育児であるとか夫婦生活であるとかの日常記。
これは恐らくスマホによってネットがますます身近になったからだろう(FacebookやTwitterといったダイアリー全盛期の頃には無かったブクマよりもマスでメジャーな外部流入であったりニュースアプリの浸透)。
そんなブログ、他のブログサービスで書けよと言う意見もあるかもしれないが、如何せん他所のブログは“書く”ことに適した作りでは無くなってしまっていたり、読み手側が成熟していないように感じられる。
やはり、十年くらいの運営によって(ブクマによって?)醸成された読み手の感度の高さであったりブクマによるバズの初速があるぶん、はてな村っぽいエントリーを書かなかったとしても書き手にとって他所のよりも優位性のある環境化にはてなはあるはずだ。
(noteがここ最近のサービスに関わらずブクマトップで散見できるのは、書き易いフォーマット+はてなユーザーの一部が使ってる+はてなと同じように読み手の感度が高いからではないか。書く事に適しているし)。
サイバーなサングラスの方のようにはてなコミュニティを有効活用して目立つ手法もある一方、それは恐らく渋谷ど真ん中で女子大生相手にその話をしても何の事かわからない。
逆に、はてな村を意識せずはてな村圏外で目立つことに成功したブロガーは書籍化とかドラマ化とか一般的な認知度が浸透し易い。
“はてなブログ”というコミュニティサービスを使っているのか、はてなが提供する“ブログ”というツールを使っているのか、でかなり大きく違っている。