2014-07-14

http://anond.hatelabo.jp/20140713162315

処遇と職責というのは比例する、というのが組織構成員モラールを維持するための大原則だ。

責任の重い決断を日々こなすからこそ、高い報酬が得られるというものだ。

しかし、最初増田が言うように、我が国では往々にしてそうはなっていない。

処遇と職責が反比例するケースは、社外も含めて皆さんの周りにも散見されるのではないか。

(もちろん、法的に責任を取らされるのは職責のあるものだが、日常的にはどうだろうか。)

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ところで、経営者人材マーケットというのはなぜ存在しないのだろう。

年収1000万円以上の求人!というような情報はよく見かけるが、

それはあくまで「経営者エージェント」としての募集だ。

株主から年俸1億円で会社を任せられる人募集!」というような、

株主エージェント」としての求人がないのは、

やはり増田の言うように、経営者株主委任を受けた人材ではなく、

社内の出世競争のゴール地点、という認識が強いからなのだろう。

(もちろん、採用活動物理的に超多難というハードルもあるけれど。)

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雑談ついでに書いておく。

増田は、日本典型的大企業サラリーマン株主総会に割く準備をご存知だろうか。

株主総会の会場を見渡してみると、主要な座席(出入り口付近議長近く、壇上近く、マイク近く)に

座っているのは株主ではなく従業員である

彼らは、株主総会の「つつがない進行」を妨げるような株主から、会場とマイクを守るために、

そして誰よりも大きな拍手をするために居る。

日本株主総会なんて、そんなもんである

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ところで、増田は業務分掌を引くのが経営者仕事、って書いてたけど、

お見合い」や「領空侵犯」なんて、どの会社でも日常レベルで起こっている。

分掌なんてものはそんなにタイトに考えないで、ゆるくヌルくこなせる会社のほうが、強いと思う。

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まぁ、経営者になりたい、というごくごく個人的な野心がないのなら、

日本の伝統的な会社組織で働くにはストレスがたまりすぎるかもしれないよね。

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